奈良市の女児誘拐殺人事件で死刑が確定した小林薫死刑囚(47)が、被害者の女児=当時(7)=の両親あてに「霊界というものが存在し、お嬢さんに会えたら、心から謝りたい」と手紙を書き、弁護士に送っていたことが4日、分かった。
弁護士は小林死刑囚の意向を受け、奈良県警の被害者対策室に対し両親に届けてくれるよう依頼したが、両親から受け取りを断られたという。
弁護士によると、手紙は直筆で便せん2枚。公判中に謝罪しなかったことを「(両親の)意見陳述を聞き涙が出ていたが、マスコミに見られないようふてぶてしい態度を取っていた。謝罪の気持ちを表したくてもできなかった」と説明。
「わたしがこの世からいなくなっても、お嬢さんが生き返るはずもなく、わたしへの怒りは収まらないでしょうが、ただ刑の執行によって罪を償うしかない」などとし、最後に「心から謝りたい」と結んでいる。
小林死刑囚は9月に奈良地裁で死刑判決を受け、弁護士が控訴。しかし自ら控訴を取り下げたため10月11日に刑が確定した。
両親は、謝罪を聞いても女児が帰ってくるわけではないと、謝罪を望まない意思を表明していた。
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20061104012.html
死刑が確定して ちょっとは命の重さがわかったのだろうか・・・
本当に謝罪したいと思ったのであれば・・・だけど
被害者家族からしたら どうしたって許せるわけもなく
過去記事
≪奈良女児殺害≫小林薫被告に死刑判決 求刑通り (2006-09-26)
≪奈良女児殺害≫小林被告 控訴取り下げで死刑確定へ (2006-10-10)
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