フィギュアスケートのGPシリーズ今季第1戦のスケートアメリカで優勝を飾り、優勝メダルを見せる織田信成。
スケートアメリカ、男子で優勝し演技後に観客に応える織田信成。昨年12月のNHK杯に続くGP2勝目
フィギュア:織田が初優勝 スケートアメリカ男子
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦、スケートアメリカ第2日は27日、米コネティカット州ハートフォードのシビックセンターで行われ、男子はショートプログラム(SP)首位の織田信成(関大)がフリー2位で自己最高の合計231.39点をマークし初優勝した。
織田は昨季のNHK杯に続くGP2勝目。日本男子のGP2勝は2001年NHK杯、02年スケートカナダ優勝の本田武史以来2人目。昨季の世界選手権3位のエバン・ライザチェク(米国)がフリー1位で221.09点の2位。南里康晴(中村学園大)は11位。
女子SPは昨季のGPファイナル覇者の浅田真央(愛知・中京大中京高)が自己最高の68.84点でトップ。トリノ五輪代表の安藤美姫(トヨタ自動車)が66.74点で2位につけ、3位になった昨季の世界選手権女王、キミー・マイズナー(米国)の58.82点を大きく引き離した。浅田舞(愛知・東海学園高)は6位。
アイスダンスはオリジナルダンス(OD)を終え、渡辺心、木戸章之組(新横浜プリンスク)が7位。昨季世界選手権優勝のアルベナ・デンコワ、マキシム・スタビスキー組(ブルガリア)が首位を守った。(共同)
◇バレエ練習、肉体も強化…織田
座頭市を演じた昨季と違い、エレガントなクラシック音楽で観客の心をつかんだ。織田がGP初戦で早くも全開。フリー冒頭の3回転半からの3連続ジャンプを決め、波に乗る。後半は動きが鈍くなったが、12個のジャンプをすべてまとめた。
「ジュニアから上がった昨季は追い掛ける立場。今回はSP1位の追われる重圧の中でまあできたと思う。夏場に鍛えたことで重圧からうまく逃れられたかな」と解放感に浸った。
「今季はきれいに流れるように滑りたい」とバレエ練習を週2日行い、基本の肉体も強化した。スケルトンのトリノ五輪代表、越和宏(システックス)の練習を支えた松本整さんが経営する京都府内のジムに通い、胸囲が6センチも増えたほどだ。
「背中の筋肉がつけば上半身の見栄えがよくなる。ジャンプが前よりも上がるし、(スピンも含めた)回転が速くなった」。美しさと力強さが増した。
表彰台の中央でうれしそうに金メダルを見つめたが、フリー2位には「もっといい演技ができる。スピードも上げたいし、4回転も演技に入れたい」と、さらなるレベルアップを口にした。
今季GPシリーズは五輪王者のプルシェンコ(ロシア)や五輪3位のバトル(カナダ)が欠場する。躍進を続ける19歳が主役になりそうな気配だ。(共同)
http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/feature/news/20061028k0000e050053000c.html
スケートアメリカ、女子ショートプログラムで演技する浅田真央。浅田は68.84点で首位に立った
フィギュア:SPで浅田真央が首位、安藤2位
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦のスケートアメリカ第2日は27日、米コネティカット州ハートフォードのシビックセンターで行われ、女子ショートプログラム(SP)は昨季のGPファイナル覇者の浅田真央(愛知・中京大中京高)が自己最高の68.84点でトップに立った。
トリノ五輪代表の安藤美姫(トヨタ自動車)も自己最高の66.74点で2位となり、昨季の世界選手権女王で3位のキミー・マイズナー(米国)の58.82点を大きく引き離した。浅田舞(愛知・東海学園高)は48.66点で6位。
アイスダンスのオリジナルダンス(OD)は規定6位の渡辺心、木戸章之組(新横浜プリンスク)が合計74.16点で7位に後退。昨季の世界選手権で優勝したアルベナ・デンコワ、マキシム・スタビスキー組(ブルガリア)が合計101.46点で首位を守った。(共同)
▽浅田真央 今季初めてのSPですごい不安だったけど、いい演技ができてよかった。大幅に自己最高を更新できてびっくりしている。(表現力を示す)5項目で全部7点台が出たのがうれしかった。(共同)
▽安藤美姫 門奈コーチと約束した3回転-3回転を逃げずにできて、自信になった。昨年と比べてステップも成長したと思う。(自己最高の)66点台は全然想像していなかった。(共同)
◇日本の2人の天才、ハイレベルな優勝争いに
世界女王マイズナーがかすむほど、日本の2人の天才が際立っていた。
女子SPでトップの浅田真、2位の安藤が60点台後半の高得点。ともにノーミスで自己最高を更新する演技に本場のファンも大いに沸いた。
まずは安藤。「千夜一夜物語」の王女をイメージしたまばゆい青色の衣装で、冒頭の3回転-3回転に成功。クワン(米国)や伊藤みどりらが使った交響組曲「シェエラザード」の情熱的で激しい旋律が今季に復活を懸ける18歳の思いとマッチした。音楽が盛り上がる終盤のストレートステップで大きな拍手ももらい「ステップも成長した」と変身した「ミキティ」に笑顔が戻った。
最終滑走の浅田真は新境地の大人の演技。ショパンが作曲した「ノクターン」に乗り、欧州貴族のサロンを思わせる優雅な雰囲気。重厚な滑りに加え、軽やかに3回転-3回転も決め、表現力を示す5項目では7点台を並べた。「今季初めてのSPですごい不安だったけど、自己最高を大幅に更新してびっくり」と目を丸くした。
28日のフリーは2.10点の小差で迎える。逆転を狙う安藤は「ジャンプだけじゃない安藤美姫の変わったところを見てほしい」と言い、浅田真は「フリーは1回にするけど、最初の3回転半を見てほしい」。いきなりハイレベルな優勝争いになった。(共同)
〇…今月初めに両立してきたタレント活動を休止し、フィギュアで五輪を目指すことを決めた浅田舞がGPデビュー。大きな拍手を浴びてリンクに飛び出したが、動きはやや硬く、SPは6位だった。冒頭の3回転ルッツの着氷が乱れたほか、プログラムのタンゴが盛り上がりを見せるサーキュラーステップからのクライマックスでアピールすることができなかった。「50点の出来。楽しく滑れたことは良かったけど、練習してきたスピンの回転数も足りなかった」と悔しそうだった。(共同)
http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/feature/news/20061028k0000e050015000c.html
織田君が肉体改造してるのは テレビの特集で見ていて
オリンピック代表の選考のゴタゴタとかいろいろ経験して
精神的にも肉体的にもレベルがアップしたんだねぇ
優勝おめでとう!!
女子の方も 浅田真央ちゃんがトップで ミキティが後を追う
フリーの結果が楽しみだねぇ。o(゜∇゜*o)(o*゜∇゜)o 頑張れぇ~!
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