≪ディープインパクト≫年内で引退

ディープインパクト年内で引退

　昨年、２１年ぶり史上２頭目の無敗３冠馬となった競馬のディープインパクト（牡４歳、池江泰郎厩舎（きゅうしゃ））が、今年で現役を引退し来年から種牡馬になることが決まり、１１日に日本中央競馬会（ＪＲＡ）が発表した。

　年内は天皇賞・秋、ジャパンカップ、有馬記念の各ＧＩレース出走に向けて調整を進める見込み。同馬は今年の天皇賞・春、宝塚記念の勝利も合わせてＧＩ５勝を挙げており、今後目指す３戦すべてに勝つと、シンボリルドルフなどが持つＧＩ７勝のＪＲＡ最多記録を更新することになる。

　引退後は、日本競馬史上最高額の５１億円（１口８５００万円×６０株）のシンジケートが組まれ、北海道安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬生活に入る。

　金子真人オーナーからこの日の朝に引退の決断を伝えられた池江調教師は同日午後、東京都府中市の東京競馬場内で記者会見し、「突然の報告に寂しいという気持ちでいっぱい。まだ何回かは競馬をするチャンスはある。応援してもらえたら、ディープも一生懸命、走ると思う」と語った。

　ディープインパクトはパリで１日に、世界最高峰レース、凱旋門賞に挑戦したが３着に敗退し、４日に帰国した。

武豊、ディープ引退に「体から力が抜ける感じ」

　１１日、ディープインパクトの引退を知らされた武豊騎手は「来年はもう乗れないんですね」と残念そうだった。

　新馬戦から手綱を握り続け、昨年は史上２頭目の無敗三冠馬となるなどＧＩレースでこれまで５勝をマーク。しかし今月１日に満を持して臨んだ世界最高峰レース、フランスの凱旋門賞は３着に終わった。これで来年の雪辱の機会がなくなるだけに「体から力が抜ける感じ」と表現した。

　それでも最後は「競走馬の引退はジョッキーが何かを言う立場にはない。残されたレースに、全身全霊をかけてベストを尽くしたい」と自身に言い聞かせるように話した。

　武豊「正直、驚いています。いま、聞いたばかりで言葉が見つからないですね。来年の凱旋（がいせん）門賞でリベンジしたい気持ちが強かったので、何と言っていいか…。そのチャンスがないのかと思うと、体から力が抜ける感じです」

池江泰郎調教師、驚きとショック…ディープ引退で

　今年限りでの引退が決まった競馬のディープインパクトを管理する池江泰郎調教師は１１日、東京都府中市の東京競馬場内で記者会見し「びっくりしたのと同時に、ショックを受けた。こういう馬には二度と巡り合うことはないだろう」と寂しげに心境を語った。

　池江調教師によると、この日朝、凱旋門賞から帰国後初めて同馬の調教を東京競馬場で軽めに行った後、北海道にいる金子真人オーナーから電話で年内引退を伝えられたという。

　今後の出走レースについては天皇賞・秋、ジャパンカップ、有馬記念のＧＩ３レースを視野に入れ調整していく。同調教師は「（出走レースは）馬の状態を見ながらになる」と話した。

　―引退を聞いて、いまの心境は。
「いずれはディープも種牡馬になると覚悟していたが、突然の報告で、凱旋門賞が終わってまだ気持ちも冷めていなかったので、さみしかった。でも、まだエネルギーがあるうちに種牡馬になるので、これで幸せだったのかな、とも思う」

　―今後の出走予定は。
「天皇賞、ジャパンカップ、有馬記念の３つに絞られるが、馬の状態をみながらになる。現時点でどこも悪いところはないし、競馬はできる体になっているが、馬優先で考えていきたい」

　―池江調教師にとって、ディープインパクトはどんな馬か。
「こういう馬には二度と巡り合うことはないだろう。競馬を知らないような人たちから応援してもらったし、手紙ももらった。ディープはスポーツ感覚で見てもらったと喜んでいる。もしディープのような馬が再び手元に来たら、私は神を信じます」

　―５１億円のシンジケートについては。

　「ぼくはレースに出すことしか考えていないので、詳しいことは聞いていない」

引退かぁ・・・関係者はもちろん　ファンも武豊と同様に力が抜けてしまうのかな

いつか来る引退だけど　まだまだ走る姿を見たいって思うもの

その昔　ものすごくお馬さんにはまって　大好きな１頭がいたっけ

解説者が「走りそうですね」と言うと　順位は後ろ

「今日は落ち着きが無い」とか「入れ込みすぎてますねぇ」などと走らない系コメントすると

上位というお馬さんだった　その名も「ジェニュイン」　知ってる？(笑)

随分とJRAに寄付したもんさ・・・・・...(　= =) トオイメ

それにしてもすごい金額　さすがだだわ

これからは二世が出てくるのが楽しみになるね