シンクロW杯:チーム、日本は銀メダル ロシアが4連覇
シンクロナイズド・スイミングのワールドカップ(W杯)は最終日の17日、横浜国際プールでチームが行われた。ロシアがテクニカルルーチン(TR)、フリールーチン(FR)ともに高得点を挙げて4連覇を果たした。日本は4大会連続の銀メダル。鈴木絵美子(ミキハウス)は今大会で唯一、全4種目でメダルを獲得した。昨年の世界選手権で銅メダルのスペインが、僅差の3位につけた。
◇ライバルのスペインが猛追
かろうじてメダルの色は守ったが、日本には厳しいW杯となった。ライバルのスペインは、予想以上に技術を上げてきた。前日のデュエットに続き、チームも日本が上と見られてきたTRで苦戦。「TRで0.8から1.0はリード」との思惑は外れ、48.700点で並ばれてしまったのだ。
日本のミスにも原因はあった。コーチ陣からの指示は「頭は冷静に。体は爆発させて」。しかし、「TRが勝負」という気持ちの焦りからか、思うようにいかない。日本水泳連盟の金子正子シンクロ委員長は「あれだけ審判の印象に残るばらつきが出てはダメ」と嘆いた。
足技で呼吸が合わず、エース格の原田まで倒立技で大きく外した。「もっと冷静に泳がないといけなかった」と原田。昨年の世界選手権は、スペインを抑えての銀メダル。しかし、小林は「気持ちを張らないと抜かれるという思いはあった」と漏らす。忍び寄るスペインの影が、微妙に心理面へ影響を与えていた。
急速に力を伸ばしつつあるスペイン。指導する藤木麻祐子コーチは「性格が明るく、厳しい練習もこなせる」と、国民性に言及。そのうえで「目標はロシアにある。その過程が日本」と、高い志をアピールした。
金子委員長は「テクニックの甘さを、うまく隠している」と憎まれ口もたたくが、脅威は肌で感じている。2年後の北京五輪へ向けて、ますます手ごわい相手となるのは間違いない。【堤浩一郎】
◆シンクロ記録
▽チーム (1)ロシア99.100点(TR49.350、FR49.750)(2)日本(鈴木絵、原田、松村、小村、川嶋、鈴木英、小林、橘、小西、青木)97.750点(48.700、49.050)(3)スペイン97.600点(48.700、48.900)
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060918k0000m050066000c.html
http://photos.nikkansports.com/sports/synchro/2006/09/post_69.html
ロシアはレベルが断トツ過ぎて
見ててため息ものだぁ
スペインの演技も素晴らしくって
どうなることかと・・・
どの国もどんどんレベルが上がっていて
日本もうかうかしてられないね。
よくやった日本!!お疲れ様!!
ウルウルさせられちゃいました。
過去記事
≪シンクロ:W杯≫フリーコンビネーションで日本銀メダル獲得!
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