シンクロW杯:ソロで鈴木絵美子3位 イーシェンコが優勝
シンクロナイズド・スイミングのワールドカップ(W杯)は第2日の15日、横浜国際プールでソロが行われた。昨年の世界選手権で銀メダルのナタリア・イーシェンコ(ロシア)が優勝。テクニカルルーチン(TR)、フリールーチン(FR)ともに他選手を圧倒した。同選手権銅のヘマ・メングアル(スペイン)が2位。鈴木絵美子(ミキハウス)が3位に入った。第3日の16日はデュエットがあり、日本からは鈴木、原田早穂(同)組が出場する。
◇表現力でも成長を見せた鈴木
女王ビルジニー・ドデュ(フランス)の引退で、昨夏の世界選手権の2~4位が一つずつ順位を上げた。鈴木の銅メダルは「繰り上げ当選」という見方もできる。しかも五輪種目ではない。だが、鈴木は「ソロでメダルなんて、小さいころには想像もできなかった」と、素直に喜んだ。
「一生懸命」が売り物だった昨年までとは異なり、ひと皮むけた演技を見せた。人魚をモチーフにしたFR。「自分の持ち味は足技」と語るスピンで、キレのある直線的な動きと技術の正確さを披露。一方で苦手としてきた手技では、柔らかな動きで緩急をつける。創作ダンスの舞台を参考にするなどして磨いた表現力でも、成長を見せた。
「あのノミの心臓が……」。鈴木の堂々とした演技に、日本水泳連盟の金子正子シンクロ委員長も驚く。04年の立花美哉の引退後、エースに指名された。しかし、「チームで育った人間。私はソロには向いてない」と逃げ回った時期もある。
転機は昨年の世界選手権。デュエットの銅メダルで自信もつけたが、ソロは4位に終わって悔しさを味わった。引っ込み思案だった鈴木が、「ソロでもメダルを取る」と公言するようになった。 今大会は、志願してチームにも加入。全4種目に出場予定と、リーダーの自覚も増してきた。24歳の鈴木を、金子委員長は「これからが旬」と語る。ソリストとしての自立は、2年後の北京五輪へ向けても大きな財産となる。【堤浩一郎】
○…弱冠20歳の新女王が誕生した。初出場のW杯でソロを制したイーシェンコ。パワフルかつ正確な技術を存分に発揮し、FRでは審判の一人が10点満点を出し、残る13人すべてが9.9点という高得点をマークした。コーチからは、「すべてのエレメンツ(要素)を、完ぺきにこなせた」と声を掛けられた。大会前には風邪で発熱。「とても体がだるく、苦しかった」と言うが、その影響は全く感じさせず、逆境での強さも見せた。
http://www.mainichi-msn.co.jp/photo/news/20060916k0000m050092000c.html
鈴木絵美子がソロで銅 シンクロ・ワールドカップ
シンクロナイズド・スイミングワールドカップ(W杯)第2日は15日、横浜国際プールでソロがあり、05年世界選手権4位の鈴木絵美子(ミキハウス)が、テクニカルルーティン(TR)とフリールーティン(FR)の合計96・850点で銅メダルを獲得した。日本は前々回(99年)の立花美哉の銅、前回(02年)の立花の銀に続く、3大会連続のメダルとなった。
世界選手権銀のナタリア・イーシェンコ(ロシア)はTR、FRとも1位となり、初優勝。銅のヘマ・メングアル(スペイン)が2位に入った。
http://www.asahi.com/sports/update/0915/133.html
昨日のフリーコンビネーションは楽しく見てたけど
ソロって見てても力が入る なんだんこっちも力んじゃって
足技が長く続くと自分も息を止めてるんだか苦しくなってみたり(笑)
鈴木選手 銅メダルおめでとぉ!!
素晴らしい演技でした!
明日はデュエット 全種目参加でキツイだろうけど 頑張って!!!
過去記事
≪シンクロ:W杯≫フリーコンビネーションで日本銀メダル獲得!
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