腕のふるい所間違えた!仏料理のカリスマ三國シェフ暴行
国内で仏料理の第一人者として知られ「オテル・ドゥ・ミクニ」などを経営する三國清三シェフ(51)=写真=が、営業担当社員を殴って打撲傷を負わせたとして、警視庁が近く傷害容疑で書類送検することが4日わかった。調べに対し「仕事が遅いのに腹が立った」。熱血シェフの社員指導は、熱がこもりすぎて“さじ加減”を間違えた? 最近力を入れている子供たちへの食育活動などにも影響が出そう。
日本を代表する仏料理の“カリスマ”シェフが、料理とは別の腕をふるってしまった…。
東京・四谷の高級仏料理店「オテル・ドゥ・ミクニ」のオーナーシェフで、多くの著書やテレビ出演、講演などでも有名な三國清三氏が今月1日、男性社員(46)を殴り、けがを負わせていたのだ。
四谷署によると1日午後3時半ごろ、自身が経営する「ソシエテミクニ」(新宿区)の社長室で、三國シェフは激高して男性社員の顔をポカリ。さらに受話器を投げつけるなどして打撲で1-2週間のけがを負わせた疑い。
社員が同日中に同署に被害を届け出た。三國シェフは調べに対し「与えた仕事が進んでおらず、腹が立って殴ってしまった」と、反省している様子だという。同署は近く、傷害容疑で書類送検する方針だ。
「傷害容疑で立件しますが、まあお客さん相手ではなく社内的なものなので…」と同署関係者。
ソシエテミクニ側によると、被害の社員は営業担当の責任者で、社歴は1年半ほど。「業務の進め方をめぐり以前から何度か同じ事柄で注意指導を続けてきたが、度重なる指導にも改まらなかったため、腹を立ててしまったようです」という。社員指導が“過熱”したのか?
社長の鉄拳に耐えかねたか、被害社員は退職届を提出。三國シェフは同社を通じ「いかなることがあっても、手を上げてしまったことは弁解の余地がなく、大変深く反省しております」と談話を出した。
「オテル・ドゥ・ミクニ」をはじめ同社経営の全店舗は、この日は通常どおり営業したが「明日以降は未定」(同社)。さらに講演会の一部は「主催者側から『再検討させてほしい』と連絡があった」とし、中止となる講演もありそう。
三國シェフは子供への食育活動に力を入れ、子供たちの前で料理を実演し、一緒に試食する「キッズ・シェフ」の活動を平成12年から続けている。これらの活動について今後の方針は「開催先の意向に従う」と同社。社内の“事件”とはいえ、“世界のミクニ”だけに波紋は大きくなりそうだ。
■三國清三(みくに・きよみ)
シェフは昭和29年、北海道増毛町生まれ。帝国ホテルなどで修業し、20歳で駐スイス日本大使館の料理長に抜擢された。渡仏して有名レストランなどで腕に磨きをかけ、58年に帰国。60年に東京・四谷に仏料理店「オテル・ドゥ・ミクニ」を開業した。洋菓子店やカフェなども経営。平成12年の九州・沖縄サミットでは福岡蔵相会合の総料理長を務めた。
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200607/sha2006070501.html
昨日だったかな この報道を最初に見たの 殴られたという相手の事が気になってた
記事を読んで なるほどなぁ・・・と
退職したのは 鉄拳に耐えかねたんでは無くて 被害届けを勝手に出して事を大きくしたから
社内に居られなくなっただけじゃないの?
暴力は良くない 良くないけど必要な時もあるとは思うんだな
届けを出す前に しっかり社内で話し合えば良かったのにと思うのは甘いのかな?
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