テポドン2号、米政府当局「燃料注入を完了」
【ワシントン=坂元隆】ロイター通信とニューヨーク・タイムズ紙(電子版)が報じたところによると、複数の米政府当局者は18日、北朝鮮が発射準備を進めている「テポドン2号」とみられる長距離弾道ミサイルへの燃料注入を完了したとみられると述べた。
当局者は、いったん燃料を注入すると、元に戻すのは困難なため、北朝鮮が発射を断念する可能性はますます低くなったとの見方を示した。
ニューヨーク・タイムズ紙によると、米政府が衛星写真を解析した結果、ミサイル発射台に載せられたミサイルに燃料タンクが装着されているのが確認できたという。
ミサイル発射の動きは5週間前から見られ、米政府内では当初、北朝鮮が国際的注目を集めるための戦術と見ていたが、動きが本格化するにつれ、単なる示威行動でないことが明らかになった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060619-00000002-yom-int
北のミサイル発射で「厳しい対応」首相明言
小泉首相は19日、通常国会閉会を受け、首相官邸で記者会見し、北朝鮮によるミサイル発射準備に関して「米国、韓国と連携しながら、北朝鮮が理性的、自制的に、発射しないよう働きかけをしている。仮に発射すれば、米政府とも協議して厳しい対応を取らなければならない」と語った。
対応の具体的な内容については、「どういう対応をするかは言わない方がいい」と述べるにとどめた。
9月の自民党総裁選で選ばれる次期総裁については「経済活性化と、同時に財政再建も進めないといけない。批判を恐れずに指導力を発揮する面と、(自民)党内の信頼する方々に任せる面がある。人間的幅と、問題を粘り強く実現する情熱が極めて大事だ」と強調した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060619-00000112-yom-pol
「人工衛星」と主張の公算=ミサイル発射で-北朝鮮
【ソウル19日時事】北朝鮮の新型長距離弾道ミサイル「テポドン2号」発射準備の兆候と関連して、同国が発射に踏み切った場合、「人工衛星を打ち上げた」と主張する公算が大きいとの観測が強まっている。1998年の「テポドン」発射時と同様、平和目的を強調し、国際社会の非難をかわすことを狙うと予想される。
韓国のKBSラジオは19日、金正日労働党総書記の「非公式報道官」とされるキム・ミョンチョル朝米平和研究センター所長がミサイル発射が近いとする西側での報道に触れる形で、「ミサイルはあり得ない。発射するなら人工衛星」と語ったと報じた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060619-00000086-jij-int
ミサイルはいつでも発射可能=北朝鮮に自制求める-駐日米大使
シーファー駐日米大使は19日、一部記者団との懇談で、北朝鮮が長距離弾道ミサイル、テポドン2号の発射を準備しているとされることについて、「燃料注入が続いている。ほぼいつでも発射があり得る」と述べ、米政府の強い懸念を改めて強調した。しかし、燃料注入が完了したかどうかは確認できていないと語った。
シーファー大使は「非常に危険な状況だ」として、北朝鮮が発射を思いとどまるよう希望していると繰り返し、核問題を協議する6カ国協議への復帰こそ北朝鮮が取るべき道だと語った。
同大使はさらに、ミサイルを発射しても「北朝鮮にとっては何の利益にもならない。国際社会での孤立を一層深めるだけだ」と述べるとともに、米政府が日本を含む同盟諸国などと緊密に連絡を取りながら、北朝鮮に自制を促していることを明らかにした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060619-00000055-jij-int
北朝鮮は打つにしても打たないにしても 言い訳を作っているに違いない
打たれちゃ困るんだけど 万が一打ったらアメリカが黙ってないだろう
韓国と中国の対応はどう変化するのか
報道で出てくるのとは別の裏交渉で 話はどこまで解決へとすすむのか
開き直った北朝鮮が 間違ったふりして「打っちゃった♪」なんてならないよう 頼むよ政府。
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