看病の81歳夫、寝たきりの77歳妻を絞殺…東大阪市
11日午前3時30分ごろ、大阪府東大阪市岸田堂南町、無職松原三郎容疑者(81)から「病気の妻を自宅でひもで絞めて殺した」と110番があった。駆け付けた布施署員が寝室のベッドに倒れていた妻の文子さん(77)を発見し、病院に搬送したが、間もなく死亡した。
現場にいた松原容疑者が「前途を悲観し、妻を殺して自分も死のうと思った」と犯行を認めたため、同署は殺人容疑で逮捕した。
調べでは、松原容疑者は二人暮らし。文子さんは糖尿病で10年ほど寝たきりの状態で、松原容疑者も肺の病気を患いながら看病していた。近くに住む二男(56)らもよく世話に訪れていたという。同署は介護に疲れ、無理心中を図ろうとしたとみている。犯行には、エプロンとスエットパンツの腰ひもを結んだものが使われていた。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060611i203.htm
77歳妻を絞殺、81歳夫を容疑で逮捕 東大阪
11日午前3時半ごろ、大阪府東大阪市岸田堂南町の住宅で、住人の男性から「妻の首をひもで絞めて殺した」と110番通報があった。布施署員が駆けつけると、無職松原文子さん(77)が1階和室のベッドで仰向けに倒れており、病院に運ばれたがまもなく死亡した。同署は、その場にいた夫の松原三郎容疑者(81)を殺人容疑で逮捕した。
調べでは、三郎容疑者は文子さんと2人暮らし。文子さんは8年前から糖尿病を患って自宅療養中で、三郎容疑者も心臓病などで入退院を繰り返していた。「看病に疲れた。妻を殺して自分も死ぬつもりだった」と供述しているという。
近所の人によると、娘や息子らが交代で訪れ、看病を手助けしていた。一家を知る女性は「みんな仲良く、一生懸命だったのに。気の毒です」と声を詰まらせた。
http://www.asahi.com/national/update/0611/OSK200606110007.html
悲しい事件・・・
81歳 人生の終盤に・・・
寝たきりの奥さんの介護疲れかららしいけど
何か回りで察知してあげる事は出来なかったのだろうか
これからどんどん高齢化がすすみ
老いた夫婦だけの所帯ももっと増えていく
「人の世話になるわけにいかない」とお年寄りは言いがちで
行政のサービスも 高齢者にわかりやすく説明するのも必要だろうし
サービスを受けるのは恥ずかしい事では無いというのを伝えなくてはならないのだろう。
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