エレベーター突然上昇、高2男子挟まれ死亡…区民住宅
3日午後7時30分ごろ、東京都港区芝1、区民向け住宅「シティハイツ竹芝」(地下2階、地上23階建て)の12階で、エレベーター出入り口の天井部分と、エレベーターの床部分との間に少年が挟まれた、と119番通報があった。
少年は、救急隊員によって約40分後に救出され、近くの病院に搬送されたが、頭の骨を折るなどして、間もなく死亡した。
警視庁捜査1課と三田署の調べによると、少年は、同住宅12階に住む都立小山台高校2年、市川大輔(ひろすけ)さん(16)。同課は、エレベーターの設計や管理などに何らかの過失があったとみて、業務上過失致死容疑で捜査を始めた。
市川さんは、1階からエレベーターに乗って、12階で、自転車と一緒に後ろ向きで降りようとしたところ、エレベーターがいきなり上昇を始め、前かがみの状態で自転車とともに挟まれたという。市川さんと一緒にエレベーター内にいた女性(57)は「エレベーターが勝手に動き出した」と話しているという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060603-00000113-yom-soci
不具合、2年半で19件=「振動、異音が不安」と住民-高2男子エレベーター事故
東京都港区のマンション「シティハイツ竹芝」で、都立高校2年の市川大輔さん(16)がエレベーターの床と天井との間に体を挟まれ死亡した事故で、同マンションの事故機を含む2基のエレベーターは、2年半前から停止階に止まってもドアが開かないなど19件の不具合を起こしていたことが4日、港区の調査で分かった。
同区によると、多数の不具合があったのは、建物の5基のエレベーターのうち、4号機と事故のあった5号機の2基。2基ともシンドラーエレベーター社製で同型という。
2004年11月、地下1階で扉が開かないなど不具合が発生した際、それまでも不具合が多発していたため、製造元の同社が調査。原因を報告書にまとめ、同区に提出した経緯もあった。
住民からは今年1月、「昨年7月に発生した地震以降、運転中の振動、異音、緊急停止、閉じ込めが発生して不安だ」として、エレベーターなど施設の不具合が発生した場合には、原因を掲示板に記載し周知してほしいと求められていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060604-00000022-jij-soci
高2男子、死因は窒息死=業過致死で検証-エレベーター事故・警視庁
東京都港区のマンション「シティハイツ竹芝」で、都立高校2年の市川大輔さん(16)がエレベーターの床と天井との間に体を挟まれ死亡した事故で、司法解剖の結果、死因は極度に体をくの字に曲げられたことによる体位性窒息死などの可能性が高いことが、警視庁捜査1課の調べで4日、分かった。
同課は同日、エレベーターの保守管理に関する書類などを押収、メーカーや管理会社立ち会いの下、屋上の機械室を現場検証するなど、業務上過失致死容疑で捜査している。
調べでは、市川さんはドアを背にして、自転車にまたがったままエレベーターに乗っていたことが判明。足先と頭をエレベーター内の空間に残し、尻を突き出して前屈したような状態で挟まれていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060604-00000047-jij-soci
これは事故ではなく事件と言えるのかもしれない
保守側のいい加減さと メーカーに落ち度は無かったのか
どっちにしても人災と言える
高校生 これからの人生を考えるとかわいそうでならない・・・
数年前に起きた回転扉の死亡事故と同じで
小さな事故・トラブルを放置し
終には人の命を奪う
悲しい事実が起きなければ 手が打たれないという事実
これは絶対に許されない
原因を究明し 2度とこんな悲しい事の起きないよう
きちんとした解決・対応をして欲しい。
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