王監督「断った」 五輪代表監督
福岡ソフトバンクの王貞治監督(66)が、候補として挙がっている2008年北京五輪の野球日本代表監督を辞退する意思を固めていることが29日、分かった。日本野球機構から非公式に監督就任の打診を受け、既に断りを入れているという。再度正式な就任要請がある可能性も残るが、王監督は「(受けることは)ない」と断言。引き続き現場の指揮に集中していくとみられる。
決断は揺るぎそうにない。2年後に迫った北京五輪。代表監督の有力候補に挙げられていた王監督が、この日までに就任の可能性を100%否定した。「(就任は)ない。はっきりと断ったよ。今後は正式な要請もないんじゃないか」
3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で代表チームを率いて世界の頂点を極めたこともあり、北京五輪での代表監督に推す声が激増。24日には全日本野球会議・日本代表編成委員会の長船騏郎委員長が「私の中では(病気療養中の)長嶋(茂雄・巨人終身名誉監督)が一番で、後は王、星野(仙一・阪神SD)ぐらいしか候補にない」と発言するなど、王監督を有力候補にした形での人選が水面下で進んでいた。
そんな中、王監督は既に非公式な就任要請があったことを認めた上で「断った」と明言。仮に今後、正式な要請があったとしても「(受ける可能性は)ない」と言い切った。「WBCで自分の役目は果たしたと思っている。それに、球界はいつまでも『ON』ではいけない。次の世代を育てていかなくては」というのが最大の理由だ。
「代表監督は現役の監督がやるべきではない」との持論もある。今春のWBCは予選、本戦ともシーズン中でないこともあって受諾したが、北京五輪では来年秋にアジア予選、08年夏に本戦が組まれており、チームと代表の監督兼務は困難を極める。ホークスの現役監督である以上、要請を受けたくても受けられない状況だ。
これについては、球団サイドも「監督の意向を最大限尊重したい」(笠井和彦球団オーナー代行兼社長)と慎重。「球界の発展に貢献したいという考えはあるが、北京五輪はWBC以上にスケジュールがタイト。負担が大きすぎる」という。角田雅司球団代表も「監督が決めることだが、WBCで世界一になっているし、もう一度五輪で指揮を執る必要はないのでは」と話した。
背景には来季以降の去就問題がある。最終的には今オフまでに王監督が決断することだが、親会社のソフトバンク本社、球団とも「続けていただけると思っている」と続投が大前提。孫正義オーナーは「体の続く限り」とさらなる長期政権も示唆しており、そうなると代表監督を務めるのは物理的にも難しい。
自らが固辞した代表監督について、王監督は「自分を捨てて野球に打ち込める人でないとダメ。すでに名前を知られた存在の方がいい」とも話した。今後は日本代表編成委員会が王監督を除いた形で候補者を再度リストアップ、絞り込み作業をしていく。
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20060530&a=20060530-00000032-nishins-spo
うぅ~~~ん・・・・・・。
やって欲しかったが本音なんだけどなぁ
長嶋さんは有り得ないし
順番からいくと星野さんなわけかな・・・・・
古田さんの可能性は無し?
・・・・・無いよね