<ゆりかもめ>全線が運休 車両撤去し、事故調など調査
お台場など東京臨海を走る第三セクターの新交通「ゆりかもめ」(新橋―豊洲間、全14.7キロ)で、走行中の車両が故障して非常停止した事故で、同線は15日の始発から全線で運転を中止した。午前8時ごろ、クレーンで事故車両を撤去。国土交通省の航空・鉄道事故調査委員会と同社が線路上の調査を始めた。
全16駅でバスやJR、地下鉄などへの振り替え切符を利用客に手渡したが、大きな混乱はないという。運行再開について同社は「調査の状況と事故調の判断を待たないと見通しが立たない」としている。
また、同社は沿線の商業施設やイベント会場にファクスで連絡。溶接業界のイベントが開かれている東京国際展示場では、館内放送でゆりかもめの運休を来場者に伝えている。運営会社の「東京ビッグサイト」は「来場者も順調に来ており、事故の影響はないようだ」としている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060415-00000024-mai-soci
ゆりかもめ タイヤ外れ、突然停止 乗客ら避難
「ゆりかもめ」の復旧作業に追われる作業員
=東京都江東区の「船の科学館」駅
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060415-00000000-maip-soci.view-000
14日午後5時5分ごろ、東京都江東区の第三セクターの新交通「ゆりかもめ」の、「船の科学館駅」付近で、豊洲発新橋行きの上り列車(6両編成)が車輪のトラブルで突然、停止した。乗客約230人にけがはなかったが、同駅や台場駅に避難する騒ぎとなった。このトラブルで東京消防庁のヘリコプター2機や消防車両21台が出動。約1時間半後に豊洲-有明間で一時折り返し運転を行ったが、午後8時過ぎから全車両点検のため、運行を停止した。
国土交通省の航空・鉄道事故調査委員会は重要な部品のトラブルとして調査官3人を現地に派遣。同省などによると、同列車が豊洲駅を発車した直後、4両目車両の4個の車輪のうち、左前輪の車輪と車軸をつなぐ金属部品「走行輪取り付けフランジ」が破損し、タイヤが外れたとみられる。
最後尾に乗っていた東広島市の飲食店従業員の女性(32)は「突然、火花が上がった時は何事かと思い、恐ろしかった」と興奮した様子で話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060415-00000000-maip-soci
タイヤで走ってたのね 乗ったことはあるけど 知らなかった
ケガ人が出なくて不幸中の幸いだね
(16日20:20追記)
「ゆりかもめ」17日運転再開=部品の金属疲労が原因
車軸部品の破損による車輪脱輪事故で14日夕から運休していた東京臨海部の新交通システム「ゆりかもめ」の運行会社は16日、17日始発から運転を再開すると発表した。また、「金属疲労で車軸部品が破断したことが原因と推定される」とする調査結果も公表した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060416-00000071-jij-soci