パラリンピック閉幕 閉会式で「障壁の打破」合唱

冬季パラリンピック・トリノ大会が19日(日本時間20日)、閉幕した。トリノ市内のメダルプラザで開かれた閉会式では、春の到来をモチーフとしたショーや地元の子どもたちが「障壁の打破」をテーマにした合唱などを披露し、10日間にわたった障害者スポーツの祭典のフィナーレを彩った。
日本選手団の旗手を任されたのは、ノルディックスキー女子視覚障害の小林深雪(東京)。「まさか自分がやるとは思っていなかったので、びっくりした。けれど楽しかった」と話し、バイアスロン12.5キロで金、同7.5キロで銀獲得のパートナーを務めたガイドの小林卓司さん(48)に付き添われながら、何度も観客に手を振っていた。
アルペンスキー女子座位3種目で金1、銀2のメダルを手にした大日方邦子(東京)は「いい大会でした。初めての日本選手団主将ということで印象に残る大会だった。今までは自分のことで精いっぱいだったので」と重責を果たし、ほっとした表情だった。
19日の競技では、アルペンスキー女子回転座位で日本女子最年長の46歳、青木辰子(長野)が長野の銀以来となる銅メダルを獲得。今大会4個目のメダルを狙った大日方邦子(東京)は1回目で途中棄権した。男子回転座位の森井大輝(東京)は4位。ノルディックスキー距離男子20キロクラシカル立位の新田佳浩(東京)は5位、女子15キロクラシカル視覚障害の小林深雪(東京)も6位に入った。
◇アルペンスキー
▽森井大輝 (大回転の男子座位で銀)成績も雰囲気も最高の大会でした。閉会式はソルトレークシティー大会より規模が大きく楽しかった。
▽東海将彦 (大回転の男子立位で銀)メダルがもっと取れれば良かったが、世界のレベルが高かった。バンクーバーでもっと良い色のメダルを取りたい。
▽青木辰子 (回転の女子座位で銅)ホッとした気持ちで閉会式を迎えることができました。「終わり良ければすべて良し」ですね。
◇ノルディックスキー
▽太田渉子 (バイアスロン12・5キロの女子立位で銅)見るものすべてが楽しかった。メダルはノルディックチームの力で取らせてもらいました。
○…閉会式では、次回開催地のカナダ・バンクーバーのサム・サリバン市長(46)が、五輪閉会式の時と同じく電動車いすで登場した。国際パラリンピック委員会(IPC)のフィリップ・クレーブン会長からパラリンピック旗を受け取り、右手で車いすのレバーを操作して何度も回転させて旗をはためかせ、会場から大きな拍手を受けた。
サリバン市長は、19歳の時にスキー中の事故で首の骨を折り、四肢が不自由になった。旗を持つことができないため、車いすに旗を立てる金具などをつけ、そこに旗をさしてもらう形で大会旗を受け取った。
今回の閉会式への出席については「五輪開催地の市長としては当然のこと」と話し、パラリンピック開催に向けても気持ちを新たにしていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060320-00000013-maip-spo
メダル9個、笑顔の行進 日本、小林を旗手に閉会式
トリノ冬季パラリンピックは19日夜(日本時間20日朝)、トリノ市中心部の「メダルプラザ」で閉会式を行い、障害者スポーツの冬の祭典が閉幕した。
選手団の行進に先駆けて、各国の旗手が入場。日本はノルディックスキー・バイアスロン女子視覚障害で金、銀メダルを獲得した小林深雪(東京)が小林卓司ガイドに付き添われて旗手を務めた。日本の選手、役員も笑顔で行進した。
今大会には冬季史上最多の39カ国が参加し、日本は大会参加国中2番目となる40選手の選手団を派遣。前回のソルトレークシティー大会は銅3個と不振だったが、今回は金2、銀5、銅2と9個のメダルを獲得し、海外で開催された冬季大会での最多メダルを更新した。
2010年大会はバンクーバーで開かれる。
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20060320&a=20060320-00000023-kyodo-spo
始まる前は メダルがとれにくくなったなんて報道があったものの
なんのなんのスゴイじゃありませんか
選手の皆さん お疲れ様でした
この番組改編の時期
生じゃ見られなかったけど どっかで特集番組でもやってくれないかなぁ・・・