カワウソもイナバウアー 県立のいち動物公園(高知新聞ニュース)
つま先をいっぱいに開き、ぐぐぐーっとのけぞった。トリノ五輪で世界を魅了したイナバウアーだ。おお、すごい。
といっても、フィギュアスケートの荒川静香選手ではありません。ここは香南市野市町大谷の県立のいち動物公園。ひょっとしてトリノに影響を受けたのか、コツメカワウソのメス、ラブちゃんが背中を反らして技を決めます。
「イナバウアーやあ!」。見学者は歓声を上げて大喜び。愛らしいしぐさは注目の的です。
http://www.kochinews.co.jp/0603/060312headline01.htm
県立のいち動物公園のラブちゃん 金メダル級妙技(高知新聞ニュース)
イナバウアーを決めるコツメカワウソのラブちゃんは、県立のいち動物公園(香南市野市町大谷)で人気急上昇中。
ちょこちょこっと走って、ぐーっと背中を伸ばして立ち上がり、「あー、イナバウアー」。体をひねって前足を着地。またまた走って「ひゃっ、くねった」。
「うーん、魅せるねえ」「オリンピック見よったがかにゃあ?」。にぎやかにビデオカメラや携帯電話で熱心に撮影する見学者たち――。
「コツメカワウソ、イナバウアーを決める」の情報をいち早く高知新聞に知らせてくれたのは、こども高知新聞記者の高知市江ノ口小2年、西山寛人君。「荒川選手に負けない『イナバウアー』を一生懸命何度も何度も演じてくれました」と、一報を送ってくれた。
ラブちゃんは体長約65センチ、体重約3キロ。4姉妹の末っ子で、11歳になる。いつからイナバウアーし始めたかは不明。お姉さんたちも挑戦しているようだが、ラブちゃんの切れ味にはかなわないとか。
人気と裏腹、園の方は戸惑い気味で、飼育を担当している増田裕幸さんは「背中をのけぞらせるのは野生のカワウソでは見られない。原因が分かっていないので手放しでは喜べません」と複雑な表情。
とはいえ当のラブちゃんは声援も困惑もどこ吹く風。今日も思いっきりのけぞってイナバウアーを決めている。
http://www.kochinews.co.jp/0603/060312headline02.htm#shimen2
高知県立のいち動物公園http://www.noichizoo.or.jp/
動物達の鳴き声http://www.noichizoo.or.jp/song.htm
笑っちゃいました
カワウソイナバウアーとは・・・
やっぱり今年の流行語大賞に決定