颯人は帰ってきたものの、時間が掛かりすぎだった。
「今日はえらくゆっくり走って来たんやね？？
いつもなら、４０分くらいで着くやんなぁ？」
嫌味たっぷり。
「今日は日中バーベキューで疲れてたから。。。
途中で休憩しながら帰ってきたんだ！」
なんだか歯切れの悪い話し方。
でも、確証がない！＿|￣|●
この時、颯人の携帯の暗証番号は変わっていた。
絶対しっぽつかんでやる！！
このまま、颯人の浮気癖を放置したまま結婚したところで。。。。
先は見えている。
ホントに結婚する気があるなら、ここらで
「怒らせたら怖い」
と認識させておかなければ。。。。
ってか、こんな男と結婚する価値あるのか？？
でも、マンションは欲しいんだよね～～～。。。。
それに貸したお金も回収したいし。
この時は、
愛よりお金
颯人はそのまますぐに寝てしまった。
そして翌日、出張に行くとは聞いていたけど、起きる時間もまでは聞いていない。
自分で間に合うように起きるだろうと思っていた。
が、結局寝坊したらしい(笑)
昼過ぎ
「仮払い金じゃ足りひんかも。。。。お金貸して！！」
とお決まりの言葉。
「いくら？」
「とりあえず、３万かな？」
颯人にお金を渡して、また帳簿に記入。
そして駅まで送っていった。
この出張中に颯人は。。。。