付き合いだした私達。




翔君は自宅から二駅離れた学校に通ってました。




私はと言うと、自宅から自転車で15分の学校へ。




なので、一緒に登校したり、下校したりは全く出来ません。




唯一の手段が電話。




付き合いだした頃、ちょうど私の学校では学園祭の頃。


学祭って、普段より早く終わって帰れるんです。




学祭最終日、1時過ぎに学校を出た私。




「今日は疲れたから、帰ったら速攻寝る!」




帰宅して、そのまま布団に潜り込みました。




2時間くらい経って、寝てる私に母が




「翔君来てるよ?





約束はしてないんだけどって。。。どうする??」




エッ? (;゜?゜)ノ マジ?




昨日も電話で話したけど、今日来るなんて言ってなかったし。。。




「着替えるから、ちょっと待っててもらって!!」




すぐに着替えて、翔君にあがってもらいました。




「どしたの??急に来るからびっくりしたじゃん(・・;)」




「突然来てごめん!学祭今日で終わりって言ってたからさ。




今日なら逢えるかな。。。と思って。」




そう言った翔君は、少し照れくさそうにしてました。




それから2,3時間、たわいもない話をずっとしてた私達。




そこに母がやってきました。




「翔君、晩御飯食べて行く??」




「えっ!もう、帰りますから(^^ゞ」




「遠慮しなくて良いよ♪





 もう支度もしてるから、食べて行ってね(^▽^)」




うちの母は結構強引です(笑)




その日、初めて自宅に遊びに来た翔君と一緒に晩御飯を食べて、




それからしばらくして、翔君は帰っていきました。




翌日から。。。





翔君は学校が終わると、毎日私の家に来るようになりました。