「浮気してるやろ?」
私はいつも直球勝負だ。
「え?してないよ??何を根拠に。。。」
まだ言うか!!
「あのさ、何日か前にパソの調子が悪いからって私に直してって言ったよね?」
「ああ。頼んだよ?それがなに?」
「あの時見ちゃったんだよね。あんたが他の女に宛てたメール!!」
颯人の顔色が変わった。
「○○みって誰よ?愛してるってどういうこと?説明してみ?」
「。。。。そんなの。。。。
見た時に言ってくれたら良い事じゃないか!!\(*`∧´)/」
逆ギレれですか?
「私も見た時すぐに言おうと思ったよ?
でもさ。。。
『これからは信用してもらえるように頑張るから!』
って言ったよね?
だからその時は、私も見なかった事にして、水に流そうって思ったの!
でもね、日が経つにつれて、どうしても許せなくなった!
だから今日来たんだよ!!」
「イヤ。。。咲ちゃん絶対俺のメール盗み見してる!」
「はぁ?」
(ここはとぼけておかないと。。。(^▽^;))
「だって、友達が送ったメールとか届かない事があるもん!
お前が削除してるんちゃうか??」
「そんなもん知らんわ!
迷子メールにでもなってるんちゃうん?
話の本題からズレてるんですけど?」
ここで私が引いたら形勢逆転だ。
絶対引く訳には行かない。
「イヤ!絶対お前が削除してる!いい加減認めたら?」
「じゃあ、私がやってもない事でも認めたら
颯人も浮気してた事実認めるんか?
だったら何ぼでも認めるで!」
私の勢いに負けたのか、颯人は黙ってしまった。
しばらく2人共無言。
先に口を開いたのは私だった。
「で?いい加減認めたら?」
「認めるも何も。。。浮気じゃないし。。。」
「お前は誰にでも愛してるって言うんか!
分かった。もういいわ。あんたとの結婚の話もなしね!
あんたとはこれっきりにするから!」
そう言って部屋を出て行こうする私に
「待って!。。。ちょっと待って!
ちゃんと話すから。。。」