婆ちゃんが亡くなった連絡を受けてから、
臨月の私はバタバタしていた。
ばぁばはここ数日私の家に泊まっていたのだけど、
葬儀となるとじぃじの田舎へ行かなくてはいけない。
「あんまり運転はするなよ」
と、臨月に入ってから颯人に言われてたんだけど
そんな事言ってる場合じゃなかった。
田舎に帰るために、葬儀に必要なものを取りに
実家に向かう。
じぃじの田舎は4月下旬でも寒い。
だから、喪服だけでも荷物になるのに
大量の荷造りをしなくちゃ駄目だった。
東京駅で姉と待ち合わせて田舎に行く事にしたんだけど。
私はもういつ産まれてもおかしくない状態だったから
婆ちゃんの葬儀には参列出来ず。。。
結局、姫がうちの代表として葬儀に行く事になった。
代表って、まだ1歳6ヶ月なんだけど(笑)
姫の着替えとかそのたモロモロ。。。。
そんな中、じぃじの弟のお嫁さんが、一緒に行こう!
と、言って来た。
正確には
「一緒に連れて行ってください」だけど。
慌てて、叔母さんと私の従兄弟のチケットも買いに走る。
翌日、ばぁばは姫をおんぶ紐でおんぶして
新幹線に乗って、じぃじの田舎へ向かった。