車に乗り込んだ私は、颯人のアパートを目指して走り出した。
きっと家には居ないだろう。。。
でも、鍵も持ってる。
なにか怪しいことがあれば分かるはず!
そんな事を考えながら、少し走ったところで携帯が鳴った。
「もしもし(#`皿´)<怒怒怒怒怒怒!!!」
「咲ちゃん?これから帰るから、
着くのはもうちょっと遅くなるよ♪」
相変わらずの能天気!!
「なんで携帯切ってんの?!」
「えっ?切ってないよ??」
「そんなはずがないやろ!!
何度電話しても電波届かないって言われたわ(`Δ´)
下手な嘘つくな!!」
「嘘じゃないって~~。。。。
もしかしたら、あの辺り電波悪いかも??
それで繋がらなかったかかも。。。。。」
「くだらん言い訳は聞きたない!
とりあえず今から行くから、そこで待っとけ!!」
「エッ? (;゜?゜)ノ
咲ちゃん今どこ?!」
この時の慌てようといったら。。。。。
もう、誰が考えても「怪しい行動してました!!」って雰囲気満載。
「家出たところ!!」
「俺!!今帰ってるから!
家に戻ってて!!
急いで帰るから!!」
颯人の口ぶりは怪しかった。
私が向かってる事を言うと、焦った感じがした。
「あんた今どこ?」
「今?!(°Д°;≡°Д°;) S市のパーキングに居るから」
「はぁ?なんでS市なわけ?」
「今日のバーベキュー、S市の河川敷でやったから。。。」
ものは言いようだね( ̄- ̄)フーン
S市のパーキングから、颯人の運転だと40分もあれば帰ってくる。
ここは黙って、どれくらいで帰ってくるか見極めだな。。。
「分かった。じゃあ気をつけて!」
そう電話を切って家に戻った。
颯人が帰ってきたのは、電話を切ってから
2時間後
ますます(¬、¬) アヤシイ・・・・・・