初体験の話をしてからも、翔君は相変わらず毎日来てました。
でも、これと言ってその話題にはならず。。。
多分お互い、意識的にその話には触れないようにしていたと思う。
それでも、クリスマスが近づくとなんだかソワソワした感じに。。。
「あのさ。。。
初イベントのクリスマスじゃん?!
咲はどこか行きたい所とかあるの?」
「え~と。。。
特に行きたいって場所はないんだけど、イルミとか綺麗だから
見に行ったりはしたいな~って思ってるよ♪」
「そっか!じゃあ、調べてみるね。
で、。。。
この前言ってた事なんだけど、咲はホントに俺で良いの??」
この前?。。。
「あ~。。。あの話ね(*v.v)。
私は翔君だったら良いと思ってるよ。
なんで??」
「うん。。。咲、ここからはよく聞いて。。。
俺は今まで、結婚するまでは責任とか取れないから
Hする気はなかったんだ。
でも、咲がそう言ってくれたのは凄く嬉しくて(//・_・//)
いっぱい、いっぱい考えたんだ。。。
この先、大学とか行くじゃん?
で、俺は卒業して就職したら、咲と結婚したい!」
「えっ!ヽ(*'0'*)ツ」
正直その時の私は、翔君の事は好きだけど、結婚なんて思ってもなかった。
正確には、結婚できたら良いな~くらいの事は思ってたけど。
翔君は真剣に、沢山色んな事を考えてくれたんだ。。。
やっぱり、翔君と付き合ってて良かった!
「翔君本気?!もし、本気で言ってくれてるなら、嬉しいよ♪
そう言ってくれる翔君と、私も結婚したいと思うから。。。」
「じゃあ、ホントに卒業したら結婚しような!
俺さ、今日この話して、もし咲が
『結婚なんて考えてもないよ~』とか言ったら
咲とHはしないって決めてたんだ。
咲が俺と同じ気持ちなら、咲の望むようにしようって。。。
だから、今度のクリスマス。。。
俺なりにプラン考えとくから(///∇//)」
そう言った翔君は、とても大人に見えた。