「俺さ、今日咲子に会って確信した事があるわ。
俺から一方的に別れて、もう何年も経つのにさ。
好きな人が出来ても、どこかで咲子と比べてる自分が居るんだよ。
こんな時咲子だったらこうしてただろうなとかさ。
やっぱり、初めて「結婚」を考えたのが咲子だからかな?
とか思ってたんだけど。
今日久しぶりに会って、俺やっぱり結婚するなら咲子としたいわ!」
Σ(=°ω°=;ノ)ノ。。。。
しばらく返答に困った。
だって、5年ぶりの再会だよ?
今の今まで彼に恋愛感情なんて持ってなかったんだから。
いきなりそんな事言われても、信じれる訳がない!
「そんな事言われてもさ。。。
あれから、もう5年も経ってるんだよ?
お互い知らない時間を過ごしてる訳じゃん?
だからいきなりそんな事言われても。。。。ね?」
私の話に
「じゃあ、これからゆっくり話していけば良いんじゃないの?」
と、彼が言った。
「まあ、そう言われればそうだけどね。。。」
「じゃあ、今日はゆっくり話ししようよ!時間は沢山あるしさ。
俺は本気で言ってるから!」
そう彼に促され、自宅に電話した。
「あのさ。。。今、翔君と遊んでるんだけどね。
今日は朝まで遊ぶから、帰らないから」
この日が彼からの二度目のプロポーズだった。