翔君と初めて一緒に過ごすクリスマス。。。




友達に「クリスマス=初体験」と言われて、色々考えていた。




翔君は帰る時、いつもキスしてくれた。




でも、それ以上を求められる事はなかった。




友達に言われた事を冗談ぽく翔君に言ってみた。




「そんな事言われたの??( ̄□ ̄;)




俺さ。。。




咲には言ってなかったけど、




俺の初恋の相手って咲きだったんだよ(・・。)ゞ




だから、正直に言えば、興味もあるし、







体験してみたい気持ちもある。。。




それが自分の初恋の相手の咲なら、俺はメッチャ嬉しいけどさ。




でも、咲がホントに好きな人として欲しいし。




それにもし、子供とか出来ちゃったらどうする?




お互い学生だから、産んでも育てられないよ?」




この時、初めて翔君の初恋の相手を知る事になった。




それも、私の記憶の中に翔君が存在してない頃の話。




翔君はずっと私の事を大事に思っていてくれたみたいだ。




翔君の話を聞いて、今まで以上に翔君を好きになった私。




「でも、私翔君の事、ホントに好きだよ?




翔君が初めての相手なら私は凄く幸せだよ?」




少しの沈黙の後、翔君が言った。




「分かった。。。




少し考えさせて。




俺も咲の事は大事にしたいから。。。」