ベートーベン交響曲第七番 | arigioari

arigioari

今は公開していない、過去のブログの記事や、

現在の徒然なる思いの、寄せ集めです。

カール・ベーム指揮。テレビで観ていた。最初はたかをくくっていた。椅子に座って指揮をする、その動作の小ささが、なにか間延びしたような感じを曲に与えていた。だが、目を閉じて聞き出したとき、音楽の骨太い流れが鮮明に見えてきた。すぐれたものを認知するのはむずかしい。また視覚は人を欺くものであるようだ。