熱中症の怖さ①

この夏、改めて「熱中症」の危険性を思い知りました。
もちろん、私が熱中症になったわけではないのです。

先日、80歳で亡くなった私の父です。

私の家の恥を忍んで、皆さんにお伝えしたい。
熱中症は、確実に死を引き寄せます。

父は、元々あまり飲んだり食べたりがそれほど多くない質でした。
調子が目に見えて悪くなっていったのは、今年の6月下旬。


覚えていませんか?今年は、猛暑になるのが早かったですよね。
梅雨時期でもあまり雨は降らず、真夏のような日が7月にかけて多かったのです。そんな中、

食欲が急激に下がり、活動性も同様に急低下。
「寒いんだよ」
そう言って、厚着をし、トイレ以外は横になっている姿が多くなりました。

私は、父とは同居ではなかったのですが、週五日は父母の住む家を訪れていましたので、その様子の移り変わりを目にしていました。

水分補給と食事、夏らしい服装を家族ですすめたのですが、断固拒否。
これも元々とても頑固で、周りからすすめられると嫌がる質だったので、全く受け入れられず。

とうとうその6月下旬に、思うように動けなくなり、入院しました。

その診断が、「熱中症」。
こんな形で、私の身近にやって来るなんて。

…続きます