こんちは。
自分の備忘録的に書いておこうと思っています。
不謹慎に思われる方もおられるかもしれませんが、
ご理解いただければ幸いです。
自分が本当に恵まれている状況にいることに感謝します。
一刻も早くみんなが「フツーの暮らし」に戻れますように。
今日もバイトがおやすみなカコちゃんです。
朝、2つある勤務先のうちの、おうちから近い方のシフトだったため、
まったりと支度をしていたら、シャチョーから
「ライフラインが復旧していないため、本日は臨時休業です」
と連絡が入った。
バイト先は明らかに通電しているエリアなので、
「?」
と思いつつも、公共交通機関を利用するコたちは出勤できないしね、
等と思っていました。
図らずも、もう1日なつやすみ延長になっちまったので、
「どうしたもんじゃろのう」
と思いつつも、実は昨日夜更かしもせず、
健康的に入眠していたのにもかかわらず、とても眠い感じで、
老母マサコも、そうだったらしい。
「ずいぶん寝たけどねえ」
なんつってる。同感。
で、このあたり、キャラクターの差かなと思うのだけど、
マサコが「ぱとろ~る」に出たくてうずうずし出し、
カコちゃんも昨日の早朝から出ていなかったため、
ぱとろ~るに同行することに。
ちなみにマサコ、昨日は3回ほどぱとろ~るへ。
行くたびに情報を収集し、ちょこちょこと買い物をしてきた。
ハンタータイプなんだな、マサコ。
まず近所の神社さんに、
さほどの被害なく教訓を得られたことの感謝と、
これ以上被害が広がらないようにサポートをお願い。
いつもは出てる手水舎の水は、出なかった。
さあて、と、近所のコンビニのリサーチへ。
電気が灯っていて、行列もなかったけど、
お弁当・お惣菜の棚は空っぽ。
インスタント麺の棚も空っぽ。
冷凍商品は販売禁止。
お茶・お水はなかったものの、
お茶の中でもジャスミン茶やルイボスティーなど、
ハイカラなものはもっそい売れ残り。
ありがたく最近カコちゃん内でブームのジャスミン茶を購入。
ら、近所のマサコのお友だちにバッタリ。
カコちゃんもお世話になっている人で安否確認をしたかったので、
本当によかった。
ご近所なのでもう復旧完了かと思ったら、まだ通電してない、とのこと。
カコちゃんの認識では、
札幌市西部郊外は比較的早く電力復旧と思われていたが、
実際には「道1本隔てて状況がまるで違う」といったものだったらしい。
「警察署から向こうは、まるでダメ。停電」
ということばがまことしやかにささやかれていた。
なるほど「いつでも会社は営業せねばならぬ」と豪語していた
バイト先のシャチョーんち、ちょうどお友だちんちの停電エリアだった。
運命の境目のようなものを見た気がした。
マサコとともに、
「いつでもお風呂やトイレ、使いに来てね」
というセリフを言い続ける。
駅向こうの24時間営業大型スーパーの偵察へ。
営業準備が完了し次第、開店する、とのことだったが、
屋外で限られたアイテムのみ販売だったよう(14:00現在)。
場所変えて。
時折テレビでも取り上げられる激安(な、ものもある)中規模スーパーへ。
野菜は通常通りモリモリあるものの、価格はなかなかの強気さ。
お魚屋さんは、投げ売りみたいなことに。
魚のすり身が1㎏100円! という価格で、
いつも以上に商品が積み上げられ、某マンボウみたいになってたが、
「なんも! こんなときだからこそ、買ってもらいたいしょ!」
という心意気と、
同業者が市場に訪れず、在庫処分に困っていた、という側面もあったようです。
生筋子が100g298円という大変魅惑的な価格だったが、
こちらに捌く気力がなかったため、泣く泣くあきらめる。
でも今年、鮭は豊漁だしね。
ちなみにさんまは1尾68円。
数日は流通状況の悪化も見込まれる予測があるため、
備蓄含めて、ちょっこすお買い物。
ただし我が家は「震災ダイエット」を狙っているところもあるので、
あまりガッツリは購入しなかった。
レジ待ちは1時間。
二手に分かれてレジ待ち&商品ピックアップをし、
「定年後の夫に罵声を浴びせるおばちゃん」
「魚屋さんの投げ売りに浮かれすぎてるおばちゃん」
等の人間ウォッチンを楽しむ。
レジ待ちが動かなくなると、品出し等を始めるカコちゃん。
空き箱を撤去し、その奥にある商品を表に出したり。
マサコは「おせっかい」という病を持っている。
カコちゃんたちの後ろに、
およそそのスーパーにそぐわないお嬢さんが、
不思議なことにダンボールに商品をつめて抱えていた。
(レジカゴ、どしたんかいな?)
「お姉ちゃん、ココ(うちらのカゴ)の上に乗せなさい!」
3回くらい伝えると、お嬢さんは載せた。
それにしても、
ホントにあのスーパーに似合わないお嬢さんだったことだよ。
さわやかで、お召し物も清楚な感じで。
電気が復旧してから、
カコちゃんの数少ないともだちんこから連絡が。
実際に当事者のようなものになってみると、
安否確認は24時間以上立ってからのほうがありがたいかもしれない。
状況に慣れて、深刻な被害(怪我や倒壊等)に会ってない限りは、
時間が経ってくると「退屈」が始まる。
その頃に、ポッと連絡が来ると、ちょっとどころか、とても嬉しい。
でも直後はスマホの電源も心配だし、
状況を伝えようにも本人がいちばんわかっていないので、
報告に詰まることもある。
関係性にもよるけれど、
「お友だち」ってな程度なら24時間後くらいがよいかも。
もちろん、ご近所で、被害が少なくて、相手が被害が深刻な可能性があり、
自分がちょっとゆとりがあるようなら、早いほうがいいかも。
でも、遠くなら24時間以降で十分かと思う。
「充電も心配だろうから、落ち着いたら連絡ちょうだいね」
「避難の場所がなかったら、2日程度ならいても大丈夫だからおいで!」
「お風呂とかトイレとか大丈夫? うちに来ていいからね!」
みたいなメッセージが添えられていると嬉しいかも。
そんでもって、ともだちんこからの連絡を受けて、
改めて関西方面の台風の爪痕を知ることになる。
芦屋に住んでる友だちはカコちゃん程度の停電の被害(それでも大変なこと)。
和歌山に住んでる友だちに至っては4日停電続き。
それでもファーストメールは、
「地震大丈夫?」「無事でよかった!」
なのは、人が人を思いやる強さってすげーなって思った。
札幌にいても余震が続いてる。
自分の三半規管の問題なのか、
椅子が揺れてるのかもよくわからない。
てれびくん等が揺れて、ようやく地震だと気づく感じ。
テレビはACジャパンのCMが続く。
まるで3.11みたい。
市営交通は再開のめどがたったようだけど、
JRは快速エアポートを真っ先に開通させたけど、
在来線についての復旧は未定のようだ(15:00現在)。
ボランティアが来道するより先に、
深刻な被害にあった人たちの移動が先かもしれない。
物資の供給も地域によって、必要・不要の差が激しいんだと思う。
奥尻のときも思ったけど、
東京から離れれば離れるほど、全国放送に情報はのらないし、
その情報も遅いものだ。
使えると思えるのは地元ローカルの放送。
で、ラジオの情報はコンパクトで、かつ、優しい。
ライフラインの復旧のニュースが入るたび、
本当にありがたいと思わずにいられない。
そして、いつか、
このありがたさを忘れてしまうことも来るのかも、とも思う。
でも、未来のことは、よくわからないんだ。
正直なところ。
I'm sorry ・ Please forgive me ・ I love you ・ Thank you