編集後記

　今号に掲載された邪道＆外道のインタビュー記事に衝撃を受けるプロレスラーは多いのではなかろうか。昔から“筋肉の上に脂肪をまとったプロレスラーらしい肉体”“プロレスをやるにはある程度は脂肪が必要”といわれているが、日本にはその言葉を自分の都合がいいように解釈しているレスラーが多すぎる。カラダをしっかり作り込んでいるレスラーが少数派で、なんだかよくわからない体型をしている選手が多数派。べつにみんながみんなマッチョになる必要はないが、プロレスラーは人前でタイツ一丁で闘う職業。この比率は絶対におかしい。
　豪快にメシを食い、豪快に酒を飲む。以前はそれで通用したかもしれないが、いまやコンビニでサプリメントが購入できる時代。プロレスラーがやるべきことは、豪快にメシを食い、豪快に酒を飲み、豪快に腹を出すことではないはずだ。自己管理すらできない人間が、ファンに夢を与えることなどできるはずがない。これからのプロレスラーに求められるのは、“いつでもベストコンディションをキープ”していることである。
（かっこいいカラダNEXT STAGE vol.3編集後記より)

幻の表紙

表紙はいつも数パターン、
デザイナーに作ってもらいます。
文字の大きさや色、写真の角度などを調整しながら
そのなかからベストと思えるものを選んでいくわけです。
今回、版元のベースボール・マガジン社からは
「夏らしいさわやかな表紙を」といわれました。
そのことを邪道さんに伝えたら
「俺たちが表紙で“さわやか”だと！　ムチャいうな！」。
まあでも、“さわやか”とまではいかないまでも、
夏っぽい明るい表紙に仕上がったと思います。
邪道さんいわく
「なんだかアイアンマンや月刊ボディビルディングの表紙みたいだな。
ＣＩＭＡに『これ、女性は引きますよ』っていわれちゃったよ」。
うーん、女性のみなさんはどうでしょうか？
ちなみに、外道さんは撮影中に
「周りから『気持ち悪い』っていわれるくらいのカラダに
なれば本物だよ」という名言を残しました。
さすがです。
画像は今回ボツになった幻の表紙。

８月５日発売！

８月５日発売
主なコンテンツ
・バキバキの腕を作る！
　上腕二頭筋＆三頭筋のトレーニング
・邪道＆外道ロングインタビュー
　トレーニングメニューも大公開！
・Ｂ×Ｂハルクのバルクアップ計画
・ウェイトと有酸素運動の組み合わせ方
などなど