手術の日が決まった12月21日は勤務先の学校の終業式の日でした。
翌日、すぐに上司である校長先生に報告しました。今わかっていることはすべて伝え、治療のための休暇を取らなければならないことを相談しました。
突然のことで校長先生も驚いていましたが、「早期発見できて良かったと前向きに捉えよう」
「治療を最優先して下さいね。」と言って下さり、とりあえず1ヶ月の特別休暇を申請することになりました。診断書は手に入り次第でいいようでした。
仕事については、授業が一番大切なので、同じ教科の先生方には、なるべく早く伝えなければなりません。でも、冬休み中は年次休暇を取る先生も多く、その日も、なかなか顔を合わせるタイミングが会わず、どうやって伝えるか迷いました。
ひとりひとりに面と向かってお話するほうがよいのかもしれませんけど、同じニュアンスで伝えたかったのと、冷静に話せる自信がありませでした。他に事務連絡があったので、その終わりに付け加える形で文章で伝えることにしました。
その日の帰りまでに、お知らせの内容を考え、翌日の朝、先生方の机上におくことにしました。
それを読んだ先生から声をかけていただき、その場にいらっしゃった先生方には、授業の補助を承諾していただくことができました。また、負担がひとりに偏らないためのアイデアを出して下さいました。
何とかその日のうちに、原案を作ることができました。
同教科の先生方には本当に感謝しています。
ただ授業を代理で行うだけではなく、成績処理や出席管理なども行うので、結構大変なのです。しかも、曜日ごとに担当者を替えるクラスも出てきたので、なるべくスムーズに進むようにできるだけの工夫をしたつもりです。
成績悪かった生徒の補習や再試験、そして、冬休みの課題テストの見直しをし、2学期が終わりました。