お正月は1月1日のことで、その年の始めの日であり、どこの家でもお正月のお祝いをします。
子どもはおせち料理を食べたり、お年玉をもらったりして、一年中で一番楽しい日でもあります。
お正月中は、幼稚園は休みになりますが、子どもたちも、各々の家庭でお手伝いなどして、お正月の行事に積極的に参加し、古くからの行事に触れさせるようにしましょう。
お正月には門松を立ててお祝いをします。
お正月の準備は、早いところでは12月8日もしくは13日から着手し、すす払いをしたり、お正月の松を山に取りに行ったりします。
しかし、一般には、12月27、28日ごろに準備をする場合が多いようです。
お正月のもちつきもこの頃に行いますが、近頃、都会地ではすでにもちになったものを購入するところが多いようです。
門松は、タケを3本まとめてしばり、その周りを葉の付いたマツの枝で囲み、さらにその周りにウメやササなどを配して、荒なわで束ねたものですが、近頃は略式のものが一般的のようです。
すなわち、マツの小枝に輪飾りをかけたもの(関東)や、マツの小枝に半紙を巻き付けそれに金銀の水引を掛けたもの(関西)などがあります。
垣田重樹