会場係の森永です。CBT前です。

さて皆さんにどうしてもお知らせしたいことが!


新規HP

   

本日より学生研修医部会 のHPをリニューアルしました!!

数ヶ月前より島根大の平岡聡さんを中心にスタッフ間でレイアウト・項目などを決定し、学会の事務局様のご協力のもと、今回公開にいたりました。


今年のセミナー情報、活動紹介等へのリンク設定を見やすくするとともに、「実行委員長からのメッセージ」や「スタッフ参加大学」の紹介等、新しい試みも盛り込まれています☆(もちろん当ブログへのリンクも!)

 

 

 

 
平岡さん本当にお疲れ様です!(あとで詳しい苦労話が記事になるかと思います 笑)


取り急ぎ報告まで

筑波大学医学専門学群医学類5年   斉藤祥子


 今回は、家庭医療そのものからは

少し視点がずれてしまうかもしれませんが、

私がプライマリケア、家庭医療に対して感じる

魅力について書いてみようと思います。

 

そもそも私が医師を目指したきっかけとなっているのは、

ある医師の「眼」でした。


…何を言いたいかというと、

高校生の頃、自分の進路・どんな生き方をしたいかを考えていたとき、

ふと思い出したのがその先生の眼差しだったのです。

その「眼」に出会ったのは小学5年、母の大きな手術の後でした。

淡々と事実を述べられるなかで感じた誠意、

「よかったね」とまっすぐ見つめて微笑んでくれた眼差し、

詳細は覚えていなくても私の記憶に強く残っているシーンです。

"ああ、まっすぐな眼差しで心髄に安心を与える人になりたい",

それが医師を目指したきっかけのひとつでした。


そんな気持ちがスタートだったので、

入学後、コミュニケーション・生活背景への考慮等を含め

「人」の単位で診ることを考えるプライマリケア研究会に

入って受けた刺激は心地よいものでした。


さらに昨年夏に一週間ほどお邪魔した西表島の診療所の

医師と地域の方たちの姿を見て、

家族のこと、仕事のこと、季節のことを把握して

一緒に悩み、楽しみ、話し合いながら医療を進めていく中で見られる、

先生の、患者さんたちの、生き生きとした瞳と笑顔を知ることができました。


現在病院実習の毎日を送っていますが、

本当に医療の形はさまざまです。

正直なところ、自分が家庭医そのものになるかどうか分かりません。

ですが、家庭医でもそうでなくても、

    まっすぐに向き合う努力をすること、

    「人」を診るということ、

    患者さん自身の人生であることを大切にする、

そんな家庭医らしさのような要素を持った医師になりたいな、と思っています。


 夏セミでは家庭医療に熱い先生方、仲間にも会えましたし、

将来像に悩みつつも家庭医の在り方等についていろいろ考え語りたい方たちにも会うことができました。

 素敵な場所だと思います。



 長々と書いてしまいました。

 私の思う家庭医療の精神的魅力のようなものが、少しでも伝わったなら嬉しいです。  

熊本大学医学部5年 松村 伸


僕が大学2年の時に

医学英語の授業がありました。

この授業は

いろんな先生が代わる代わる教えるもので

その中の教授の一人が

「アメリカの医療は

 とてもシステマティックで

 医学教育という点では優れている」

とおっしゃっていました。

それなら、

アメリカの病院を実際に見てみたいと思い

その先生にその話をしたところ

「ちょうど先生の息子さんが

 アメリカでレジデントをやっているから

 行ってみるといい」

とおっしゃってくれました。



3年の夏休みに実際に

南イリノイ大学の附属病院に

行くことになりましたが

このときお世話になった先生が

Family medicineの

レジデント3年目の先生でした。

病院では外来を中心として

入院などについても見学をしました。

Family medicineは

小児健診、婦人科健診、お産から精神的疾患

簡単な外科的治療に至るまで

実に幅広い疾患を見学することが出来ました。

率直な感想は

こんなに幅広い知識があり

きちんと鑑別をして

診断を下すことができる医者は

まさに

自分が医者に対して期待する理想

ともいえるものでした。

実はアメリカへ行く前は

このような科が

あることすら知らなかったのですが、

お産まで出来てしまう

Family medicineの先生は

とてもかっこよく見えました。

身体診察については

耳鏡や眼底鏡を使ったり

神経診察のスクリーニング

その他もすらすら行っていました。

また、アメリカの医学教育は

トリアージナースによって

症例に偏りが無いように振り分けられたり

指導医と1対1での討論形式のプレゼンや

誤診のないようなダブルチェック

心理療法士による

医療面接についての話し方や間の取り方などの

医学以外のフィードバックまであり

3年間のカリキュラムでどの医者にも

最低限の知識が保証されるような制度でした。


日本に帰国してから、

日本には同じような科は無いのかと調べたところ

家庭医や総合診療科

プライマリケア医がこれに近いものだ

とわかりました。

細かいところでは違いはありますが、

その中で

家庭医を実践している先生から家庭医とは

現在ある疾患を治療することにとどまらず、

背景や家庭までを対象として、

まさに

生まれてから一生涯

患者さんと付き合っていく

という医者であると聞きました。

これは

予防医学や地域医療ともつながる

重要な役割だと思います。


このように

これから何科に進むとしても

家庭医の考え方は

とても重要なものだと思いました。