恩田陸っていう人が、
どういう人なのか徹底的に分かる本。
普段は、いろんなジャンルを書いていて、
ちっとも正体のつかめない恩田さんだけど、
この本では、あたりまえだけど一貫している。
逆にそれに違和感を感じてしまったりして。
映画やミステリーの話は、
よく知らないものばかりだったから、
ちょっと退屈だった。
でも、食べ物の話とか
小説をつくるうえで心がけている話とか
ものすごく楽しめた♪
初対面の人に会って、「小説書いてます」と自己紹介されたら、
きっと「小説家ですか。いいですね~。うらやましい」と
返すと思うけど、
小説書くのにもものすごい苦労しているんだなと分かったかも。
締め切りに終われる生活なんて、考えただけで
胃がきゅーとなる。