久しぶりの森博嗣。
かなり変わった小説でした。
あちらこちらを転々としていて、
一人でしか入れなくて、
「静寂」を売りにしているお店が舞台。
そのお店には、名前がないし、
女将の名前も教えてもらえない。
そのお店に行くと、
食事のマナーが美しいけど、
どこにでもいるような素朴な女性と食事が出来る
オプションがついてくる。
最初の設定は、
面白いなと思ったんだけど、
読んでいるうちにちょっとマンネリ気味。
主人公がどうして、そのお店に魅力を感じるのか
ということが、この本の最大のテーマに繋がっていると
思うんだけど・・・。
ちょっと難しくて、理解できなかった。