私 が終わっても、命は終わらない。
命が終わらなくても、私 は終わる。
意識と命は別のものなのだ、多分。
命とは始まりも終わりもなく、ただそこにあるもの。
この宇宙いっぱいに、ただ満たされているもの。
死とは、命の終わりではなく意識の終わり。
もし私が死ねば、私 という意識は終わり、そして二度と再生されることはない。
別の意識が、ひとつの命を生きるだけだ。
その哀しみを、あなたは知っている。
永遠に完結しないストーリーと、散って行く意識の狭間で、哀しい時を生きている。
もしも、愛し合った記憶が、この世界のどこかに刻印されているのなら、巡り合った時また新たな愛を始めることが、できるかもしれない。
