サラーム!こんにちは。


さあ、今年のラマダンが始まりました。

日中、日が上っている間は何も口にしません。


これから1ヶ月間続きます。


 私の場合、'体に良いようなので、付き合えるところまでやってみよう'

'辛くなったら食べちゃおう。'くらいの気持ちで気負いせず臨みます。


 慣れるまでの3〜5日間が少ししんどいですが、それを過ぎて'空腹が当たり前'と認識してしまえば大して大変なこととは感じません。


 すると、普段無駄にいろいろなものを食べているんだな、と感じるようになります。


 本当にお腹が空いているのか?これ食べないと倒れるのか?


 そうでもないのに簡単に、時には無意識におやつを口に入れています。


 街を歩くとレストランの窓越しに飲食をしている姿が目に入っても、


'あんなに食べてる。そんなに食べなくても生きていけるのに。'


 なんて思ったりするようになるんです。


 お昼になってお腹が空くのは本当なのか?

習慣になっているから、お腹が空いてると脳が思ってしまっているだけではないか?


 よく考えると、普段朝ごはんを抜いて仕事を始める時もあります。

 飲食店の仕事なので、お昼時は忙しく働いていて、ランチタイムが終わり、片付けを済ませると大抵午後3時は過ぎます。


 そうなると、日没まで3時間ない程度なんです。


 この辺で、流石にお腹減ったなぁ、と思いますが、ここまで来たらあと一踏ん張り。


 ここで、パソコンを開いたり、買い物に出かけたり、コツは忙しくすることです。


 じーっとしてると'お腹空いた'で頭がいっぱいになり、ストレスですが、何かに気を取られていると、空腹を忘れています。


 そんなこんなで1時間、食事の前30〜40分前から夕食の準備を始めて、日没時間とともに「いただきます!」


 胃袋を労るよう、汁物から始めます。初日はショルバ(ハリッサベースのスープ)とサラダプルプ(タコとラディッシュのサラダ)、エビ&チーズのブリック、モンゴウイカのパスタ。


 と、初日はチュニジアスタイルのイフタールを予定していたんですが、


 スープ、サラダ、ブリックを食べた時点でギブアップ。


 お腹がはち切れそうにパンパンになってしまってパスタは入りません。


 あ、食事の前に、まず喉が渇いていたのでお水を1杯飲み干したのも響いてる。


 パスタは夜食。


 午後6時過ぎに軽い食事をして、数時間後にしっかりした食事をするのは、正式の方法。


 これがチュニジアだと、周りもみんなラマダンしていて、生活が昼夜逆になるだけなんです。

 夜中中飲み食いして、夜明け前に、食いだめーっとばかりに詰め込んで、日中動かずじーっとしているんです。


 建設現場も夜中にトンテンカンテンやるんです。近所もみんな起きているし、事情がわかっているので苦情もありません。


 なので、チュニジア人の多くは、ラマダン中、普段よりも食べる量が増え、使うエネルギーを抑えているので、太ります😁


 真面目に日中断食し、日没後に軽い食事、そのあとしっかり食べて、普段通りの生活を送るようにすると、体の調子も気分も良く、'食べること'に関して考える機会になます。


 1年に1ヶ月間くらい挑戦してもいいかな、と思います。