昭和元年


初代店主、松本松吉は、「かき船」を広島市矢野町にて建造し、それを蒸気汽船によって引っ張り、金沢市まで運び、市内犀川にて10月~4月(牡蠣のおいしい時期)まで営業を行っていました。

そして、牡蠣のシーズンが終わると、また蒸気汽船によってかき船を広島まで戻していました。


かき船で働く女中さんは良家の子女が多く、行儀見習いのためもあり、喜んでかき船で働いたそうです。

ちなみに、従業員は広島の方々で、シーズンは皆そろって金沢まで行っていました。


金沢の営業で使う牡蠣は、広島産のものを配達業者に委託して、配送してもらっていました。


当時から広島では牡蠣の養殖も始まっていて、それを調達する場合もあったようです。


冬場は牡蠣料理、夏場はおいしい「ソース煮かつ丼」の店 かき船-かつ丼


かき船のかつ丼は「ソース煮かつ丼」だけではありません。

もちろん、通常の卵でとじたかつ丼もございます。


秘伝のつゆで煮込んだかつは、甘くてご飯がすすみます。

半熟の卵とマッチし、風味も抜群です。


ボリューム満点で、大満足。

かつ丼も、ぜひともご賞味ください!!

かき船の「ソース煮かつ丼」は定食スタイルで食べることもできます。


特にランチタイムには、お味噌汁(特製出汁)と漬物、小鉢(切り干し大根かひじきの煮物)がつきます。


箸休めに小鉢をつつきながら、丼をかき込むのもまたオツなものです。



冬場は牡蠣料理、夏場はおいしい「ソース煮かつ丼」の店 かき船-ソース2