中学1年のある日。友人から一枚のCDを渡される。
「これ、かっこいいから聴いてみろよ!」
思えばそれが俺と音楽の出会いだったような気がする。
さらに言えばパンクロックとの出会いだった。
渡されたCDはSUM41のサードアルバム。
もちろん歌詞も英語で何を言ってるかさっぱりだったが、その得体の知れない音楽はキャッチーでむしょーに俺の心を揺さぶった。それ以来、俺は友人とバンドを組みどっぷり音楽にはまることになる。
あのとき出会ったパンクロックという音楽は俺の心をかきむしりでっかい傷を作った。今でもその傷は癒えてはいない。
SUM41に始まり、グリーンデイ、シンプルプラン、アブリル、当時「ポップ・パンク」と呼ばれていた音楽はどれも俺の心に深く傷をつけていった。
その得体の知れない音楽を奏でている彼らはバカでアホで、でも見ていてとても楽しそうで「俺も将来、こうなりたい!」って思った。毎日のように彼らの音楽を聴き、彼らのDVDを見ては笑った。
学校はつまらなかった。
教科書にのってることなんて、なにも頭に入ってこなかった。
俺にとっての先生、教科書はパンクロックだった。
パンクロックはいろんなことを俺に教えてくれた。
時にパンクロックは俺に言う。
「このままでいいのか。」
俺は「よくない。」と言う。
パンクロックは言う。
「ユニークでいることを忘れるな」
俺は言う。
「みんなは俺のことをバカだと笑ってる」
するとパンクロックは言う。
「笑われていいじゃないか。誰も君を見てないよりはマシさ。」
俺の人生はぐでんぐでん。
パンクロックにつけられた心の傷はまだ癒えそうにない。(AKB48によって半分以上は癒えているがwww)
毎日、「何してんだ俺は。」「このままでいいのか。」そんなことばっか考えてる。考えてるくせに行動しない。
これからどうなるんだ。どうするんだ俺。わからん。考えたってそんなのわかんない。
でもいつまでもユニークさを忘れずに、俺自身が思いっきり笑えることをやっていきたいんだ。
なんてね。