とうとう大晦日になりました。妊娠を夢見て不妊治療に取り組みましたが、胚移植はたったの2回。陰性。振り返ると、今年はただただしんどい1年でした。
でも1年の最後の思い出は不妊治療がダメだったというよりも（もう仕方ないと思っています）
厳しい上司の元でもがき苦しんだ思い出
しかありません。そして、2020年も続くことが
恐怖です。夢にも出てくることがあります。
ただ、今まで辞めるを繰り返してるので、
踏みとどまりたいです。
私の不妊は日本の男社会が生み出した不妊
だと今は割り切っています。日本の社会は、不妊は私の自己責任だというのでしょうが、私は不妊になるとは気づかず、一生懸命、低いお給料で男の人たちが昇格するために働かされてきました。税金も一応納め続けてます。夜中まで働かされたり、休日出勤を命ぜられて、徹夜させられたこともあり、そんな過度な働き方が多かったですが、そこがお給料が紐ついたことはありません。
あまりにも酷いと辞めるを繰り返し、パワハラ、セクハラに悩んだ時期もありました。そんな時は心が壊れる寸前に逃げました。人生で何度も新入社員を繰り返してるので、今も仕事はしんどい状況です。でも働かないと生きていけないので、働かざるをえない状況です。なんとか仕事は繋いでますが、仕事を辞めて不妊治療に専念する決断には至りませんでした。何か能力があるわけではないので不安でした。
でも、私みたいに生活のために働いて、仕事のために婚期が遅れて不妊になった人は私だけじゃないと思います。日本の少子化は、日本の社会が生み出したと思っています。もっと不妊のことを知る必要がある。不妊になる前に妊娠する必要があります。でも、私には何もできない。不妊治療の助成金を申請したとき、日本の社会も君には期待しないと言われた気がしました。
2020年は穏やかに暮らしたいです。
そして、2019年、夢はかなわなかったけど、
頑張った自分を褒めたいです。
不妊治療はこれでもかと自己否定されるものですが、落ち着いた今、自分はよく頑張った。
自分の子宮と卵巣を褒めたい。消えてしまった
受精卵にも、夢を見させてくれてありがとうと
言いたいです。ブログの出会いにも感謝感謝です。
皆さま、素敵な2020年をお迎えください。
