実家の中庭に人形が浮いている。小さな日本人形で、腰まである長い髪も、着ている着物も、小さく整った顔も全てが純白。空から降り注ぐ強い光も相まって、中庭全体がさながら純白光洪水だ。そのなかで唯一目だけが真紅。私はずっとその光景を見続けた。
最近やけに焦りを感じる。何が原因なのか…分からない。たぶんあわりにも変わりすぎるから…進みすぎるから。追いつけない。追い付こうとして…空回り。
車にのって追いかけて来る何かから逃げる。でも引き離せずに車は谷底へ。お腹に刺さった鉄棒もそのままにまた逃げる。足が思うように動かず、気持だけ空回り。進んでは戻り過ぎては引き返す。繰り返す。
目的地にはたどり着けない。


うう…眠い