友人が、「うっかり2冊買っちゃったから」といただいた『デトロイト美術館の奇跡』。


彼女に勧められてから数冊原田マハさんの本を読みました。

読んだのはまだ美術系のものばかりなのですが、私自身がアートに興味があるので、著者のアートに抱かれている強い愛情のようなものを感じました。

そして、それと同じくらいの熱量で注がれている人間やこの世界に対する優しい眼差しが、多くの読者を惹きつけているのだと思います。

文章も読みやすく、ストーリーも面白い。鈴木京香さんの帯文のように、ワクワクする。


きっとすてきな奇跡が世界の何処かで、今も起こっている途中だと、思わせてくれるのです。