選ぶところがないようで
選んでここにいる

過去という灰が
今の花を咲かせることができるのなら
俯きがちな
左右非対称な花があってもいい

その灰だらけの花弁にいつも
その瞬間だけのわたしだけの夕焼けを映して



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