書初めの句:兄弟の机並べて吉書哉…俳人・富田うしほの句 | 「洋ちゃん」のひとりごと

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今日、

1月2日は「書初めの(かきぞめ)日」とされています。

 

 

 

書初めについて…ネットより引用

年が明けてから初めて毛筆で文字を書くことを言いい、

日本では古くからお正月の行事として親しまれていて、

一般的に、書初めは1月2日に行われています。

宮中では「吉書初め(きっちょはじめ)」や「筆はじめ」などの名前で書初めが行われています。

 

私、所有の

俳人・富田うしほの俳句…軸装

「兄弟の 机並べて 吉書哉(きっしょかな)

を紹介させていただきます。

 

吉書=書き初め

知人に、」

「うしほ句集」(S24刊)に新年の句として収録されていると教えて頂きました。

  
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富田うしほについて…ネット等より

本名、兼三郎 1889(明治22)ー1977(昭和52)名古屋市生。89歳没。

俳句を嗜む母の影響で12歳の頃には句作を覚え、大正2年敬慕していたホトトギス派の村上鬼城に懇願して門人となる。

鬼城を7回も西尾市に招いて直接指導を受け、月刊俳誌「山鳩」「若竹」を発行する。

(付記)

「ホトトギス派」は、

五七五の定型調や季題といった伝統を守り、客観写生を深めることを主張する。

大正~昭和初期には「ホトトギス派」が俳壇の主流となる。