横井也有筆画賛:詠み「よみ初や 箒(ほうき)はとらぬ 年のあさ(朝)」 | 「洋ちゃん」のひとりごと

「洋ちゃん」のひとりごと

 人生いろいろ楽しもう

今朝、床の間に、

江戸中期~後期頃の、

尾張の俳人、横井也有の画賛軸を掛ける…。

  

先日、入手しました。

時代による消耗(折れ、皺(皺)等)が大きくボロボロ状態で、

真贋については???です。

↓也有翁寿…~句讚と記載

↓拡大

 賛の詠み:「よみ初や 箒(ほうき)はとらぬ 年のあさ(朝)」

★この作品は

 也有全集新ありづか」初編春部 3962に記されている句で、

  前書きに

   寒山拾得共に書を見る画 

  と記載あり

(注)

寒山拾得とは…ネットより引用

中国唐の時代の高僧、寒山拾得のこと。

 文殊菩薩もんじゅぼさつ、普賢菩薩ふげんぼさつの生まれ変わりといわれる。 

二人とも奇行が多く、詩人としても有名で、禅画の画題としてよく用いられている。

寒山拾得の二人の僧。

 寒山が経巻を開き、拾得がほうきを持つ図は、禅画の画題。

           

横井也有の略史

 「洋ちゃん」のひとりごと

(追記)

横井也有出生地

中区三の丸一丁目8(愛知県図書館の前)にある名勝標札
 

横井也有宅跡

中区丸の内二丁目、那古野神社の西にあります。

 「洋ちゃん」のひとりごと