杉本全機和尚の一行…直心是浄土 | 「洋ちゃん」のひとりごと

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日課の早朝散歩を終えてきました。

商店街の店頭には「お盆休み」の貼紙が目立つ…。

  

帰宅後、床の間に掛けました。

尾張一宮市にある名刹、妙興寺の元住職で全機老師(ぜんきろうし)として親しまれ、

のち、昭和24年京都・妙心寺管長に選ばれた

杉本全機和尚の一行です

 

詠み

直心(じきしん)是浄土

※直心…真っすぐな心、素直な心、あるいは直接という意味。

◎直心を保つことは、自分を鍛える「道場」にほかならない。

                                     ↓落款

   

↓共箱です

 

 

杉本全機(すぎもとぜんき・1881~1949)

・海部郡佐織町の出身。

・滋賀県神崎郡徳正寺で落髪。

・京都円通寺、名古屋徳源寺を経て、

 昭和7年(1932)3月、松岡喝山老師のあとを継いで妙興寺に住した

・無欲恬淡、少しも飾るところがない人柄である一方、

 京都の人見少華(ひとみしょうか)に南画を習い

 陶芸の趣味をもつ風流人でもあった。

昭和24年妙心寺管長に選ばれたが、同年9月に急逝。

・諱は宗円、号は無碍窟(むげくつ)。

 

(特記)

杉本全機和尚筆「園相」の掛軸

にタイトル「杉本全機(無碍)和尚の一行・・・掬水月在手

としてブログしました。

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