井上士朗の書軸「自筆の五句」…井上士朗シリーズ№12 | 「洋ちゃん」のひとりごと

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私「洋ちゃん」

若い頃から、書作品に興味があり収集に努めてきました。


しかし、

私はもう74歳になりそろそろ整理しておく必要があると感じ、
ボツボツと整理をしながら紹介させて頂いています。

 

※すでに紹介済の作品もありますがよろしくお願いします。

(官庁の資料館・大学等への寄贈を望んでいます。ご連絡お待ちしております)

 

先日からは、江戸中~後期頃の

尾張の俳人,で尾張名古屋は士朗(城)とも呼ばれた

井上士朗の作品をシリーズとして紹介させて頂きます。

時代による消耗(折れ、皺等)が大きい作品ばかりですが大切に仕舞っています。

 

井上士朗シリーズ…№12(書軸・「自筆の五句」)

(注)詠みは誤読しているかもしれません。

   正しい詠みを教えてください。

   よろしくお願いします。

  

句の部分拡大

詠み…右から

おちははく おとさえ庭の しぐれかな

瀧川や 山ほととぎす 松の風

    ?????

◎雁金(かね)に 鳥のまし(じ)る かただかな

◎散花は 又さくまでの さくらかな

◎うぐいすの 花からも啼けり 月と梅      

  巳未四月失樹叟士朗㊞

※巳未四月・・・1799年(寛政11年)

 

井上士朗の略史

井上士朗の俳句(冬の夜は~~~)