横井也有讃筆、内藤東甫の画「自在鍵図小柄」…横井也有シリーズ№52 | 「洋ちゃん」のひとりごと

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江戸中~後期頃の

尾張の俳人,横井也有の作品をシリーズとして紹介させて頂いています。

 

時代による消耗(折れ、皺(皺)等)が大きい作品ですが大切に仕舞っています。

(官庁の資料館・大学等への寄贈を望んでいる作品です。ご連絡お待ちしております)

 

横井也有シリーズ…№53(横井也有讃筆、内藤東甫の画「自在鍵図小柄」)

(注)詠みは誤読しているかもしれません。

   正しい詠みを教えてください。

   よろしくお願いします。か)

 

「自在鍵図小柄」(じざいかぎずこづか)

・自在鍵に鍋をかけた図に処世訓を配した作品。

左部分の歌の詠み

「よきに煮よ あしきに煮るな 鍋て世の 人のこゝは 自在鍵なり」

 
下の部分の歌の詠み

此尻日にえたび焼いて

 天下平也やかさる時は

 民くるしむおふけなくも

 たかき屋の御製も

 此尻より出たりみたりに

 やく時は家亡ぶしいて

 焼きかさればまらはり

 少し吉凶貧富この

 尻にあり

        朽庵(きゅうあん)主人

                 東甫書

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横井也有の略史

名は時般、字は伯懐、通称は孫左衛門、別号に半帰庵・暮水・知雨亭・蘿隠等。

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(追記)

横井也有出生地

中区三の丸一丁目8(愛知県図書館の前)にある名勝標札
 

横井也有宅跡

中区丸の内二丁目、那古野神社の西にあります。

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(20,060歩)