横井也有筆の懐紙:「雁がとべば 見をくる亀や 朝霞」…横井也有シリーズ№9 | 「洋ちゃん」のひとりごと

「洋ちゃん」のひとりごと

 人生いろいろ楽しもう

江戸中期~後期頃の

尾張の俳人横井也有の作品をシリーズとして紹介させて頂いています。

時代による消耗(折れ、皺(皺)等)が大きい作品ばかりですが大切に仕舞っています。

 

※すでに紹介済の作品もありますがよろしくお願いします。

(官庁の資料館・大学等への寄贈を望んでいます。ご連絡お待ちしております)

 

横井也有シリーズ…№9(懐紙)

 

(注)詠みは誤読しているかもしれません。

   正しい詠みを教えてください。

   よろしくお願いします。

詠み

雁がとべば 見をくる亀や 朝霞

朝霞(あさがすみ)《季 春》朝に立つ霞。

 

(付記)

也有全集後ありづか」 2925には次の句が書かれています。

   亀のあふむきたるに…(序文)

雁が飛べば 亀もあふぐや 朝霞

 

(特記)

↓ことわざ↓

「雁が飛べば石亀も地団駄」について

読み方  がんがとべばいしがめもじだんだ
意味  身のほどもわきまえず、むやみに人まねしようとすること。
 雁が飛び立つのを見て、石亀も飛び立とうとして飛べず、くやしがって地団駄を踏むということから。
 単に「石亀の地団駄」ともいう。
類語

雁がたてば鳩もたつ

鵜の真似をする烏

蛙が跳べば石亀も地団駄

鯉が踊れば泥鰌も踊る

  

横井也有の略史

 「洋ちゃん」のひとりごと

(追記)

横井也有出生地

中区三の丸一丁目8(愛知県図書館の前)にある名勝標札
 

横井也有宅跡

中区丸の内二丁目、那古野神社の西にあります。

 「洋ちゃん」のひとりごと

 

 

(16,362歩)