無底筆の書軸:五字一行「心潔以秋月??」尾張・書道家シリーズ…№9-1 | 「洋ちゃん」のひとりごと

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尾張・書道家シリーズ…№9-1

 

今回は、江戸期、尾張の名僧、

無底筆の書軸紹介させて頂きます。

 

 この書軸も詠みが『心潔以秋月』で正しいのか悩んでいます。

 正しい詠みを教えてください。

 よろしくお願いします。

     

 (注)

寒山詩の一節に「吾心似秋月」があり…我が心、秋月に似たり。

※私の心は秋の月のようだ

 

無底の略歴

・黄檗宗の僧。

・天保12年3月、東輪寺の第24世。

・天保18年仙台大年寺に移り住み安政2年3月13日没。

             ↓
       (仙台大年(禅)寺は仙台市にある名刹です)  

(追記)

護国山 東輪寺について

・黄檗宗(禅宗)大本山萬福寺の直末寺院。
・尾張二代藩主・徳川光友公によって1674年(延宝2年)に創建された。

・尾張の黄檗禅の中心として多くの人々の

  信仰を集めたが、1891年(明治24年)の濃尾地震により伽藍が倒壊。

・復興後間もなく1945年(昭和20年)に戦災によって伽藍一切を焼失。
・戦後50年経った1995年(平成7年)現在の本堂が再建される。

 

尾張名所図会に描かれている「東輪寺」です。

 

 

(7,156歩)