巌谷小波の俳句:色紙(物臭太郎 如何にや年は 暮んとす)…各地俳人№12-2 | 「洋ちゃん」のひとりごと

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私「洋ちゃん」

若い頃から、俳人の句に興味があり収集に努めてきました。


しかし、私はもう74歳になりそろそろ整理しておく必要があると感じつつあります。


ボツボツと整理をしながら紹介させて頂いています。

※すでに紹介済の作品もありますがよろしくお願いします。

 (官庁の資料館・大学等への寄贈を望んでいます。ご連絡お待ちしております)

 

愛知県外出身の俳人の句を
各地俳人シリーズとして紹介させて頂いています。


先回に続き、児童文学者として著名な、

巌谷小波の俳句;色紙紹介させて頂きます…各地俳人№12


(注)詠みは誤読しているかもしれません。

   正しい詠みを教えてください。

   よろしくお願いします。

詠み

「物臭太郎 如何にや年は 暮んとす」

経年の汚れ、色あせ等の消耗は大きいですが大切に保管しています。


物臭太郎は、

 室町時代の御伽草子(おとぎそうし)の一つです。

 作者不詳。二巻。

無類のなまけ者が和歌や連歌の功徳によって、

 上臈の女房に対する恋を成就させ、また立身出世するという話です。

≪上臈(じょうろう)…年功を積んだ身分の高い人。上流の人≫

 
        
巌谷小波の略史

明治3年(1870年)~昭和8年(1933年)9月5日、64才。

童話作家。東京生。書家巌谷一六の子。

名は季雄、初号に漣山人・大江小波。

楽天居の号で、俳句・俳画も能くした。

『日本昔噺』『世界お伽噺』など童話の編纂も多い 



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