井上士朗の夏を詠んだ二句;「夏の月……」「明る夜の……」 | 「洋ちゃん」のひとりごと

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床の間に、

江戸時代中・後期の俳人で、

「尾張名古屋は士朗(城)で持つ」と言われた、

井上士朗自筆・二句を記した書軸を掛け詠む。


 夏を詠んだ二句です。

         
軸装で、古い作品のため、

シワ・汚れが多く相当老朽化していますが大切に仕舞っています。



 若い頃に入手した作品です、

士朗の句はユーモアもあり私好みの俳人です。

床の間の前で正座して士朗の句を詠んでいますと気持ちが和やかになります。


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詠み…私の詠みです。誤読かも??

右)夏の月 楊(やなぎ) の雨下に  かくれけり      

左)明る夜の あらしを(なく)か きりぎりす

                            士朗㊞  

🔶【泣く】【鳴く】【啼く】の違い
【泣く】
  声をたてず、涙を流してなく。

  しゃくりあげてなく。

【鳴く】
  鳥・獣などが声を出す。

  鳥・獣の鳴き声。
  人のなき声やうめき声。
  物が音を出す。
 【啼く】
  次々と声を出して続けてなく。人にも鳥獣にも用いる。
 ※犬とかサルとか、1匹がなきだしたら、他の子たちもつられるように一斉になきだす、あ

 んな状態。

 

井上士朗の略歴
井上士朗の俳句(冬の夜は~~~)

 


(17,243歩)