料亭・稲本解体工事中…中村区日吉町 ; 「旧松岡旅館」 | 「洋ちゃん」のひとりごと

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新聞記事(2018年7月25日付け)に

「中村遊郭」の名残りを伝える名古屋市都市景観重要建築物

「料亭・稲本中村区日吉町22)の解体工事始まるとの記載あり。

   

私「洋ちゃん」、

中村区某史跡案内の会に所属していた時「料亭・稲本」について案内したことがあり、馴染みのある建築物です。

さらに、

父が生前、先代のご主人様とは茶道を通じてお付き合いがあったと聞いております。


残念な思いを抱きながら

先日(29日)、

解体工事中の「料亭・稲本を訪ねデジカメ。

   ↓ 中村区大門の一角


  ↓ 解体等のお知らせが貼付あり

  ↓ 料亭・稲本解体工事中

  ↓ 西側から東に向けてデジカメ

   ↓ 玄関



 ↓ 東側から西に向けてデジカメ



(付記)
2017年11月9日に「料亭・稲本」についてブログしました。

↓ その部分をコピー

・木造・2階建、桟瓦葺、銅板葺
・大正12年(1923)建築

 べんがら塗りの塀と、反りの強い屋根からなる、江戸末期の爛熟した文化背

 景にした中国風の門からは異国情緒が感じられる。

・近年まで料亭として営業していたが料亭は閉店。

・現在は、高齢者向けのデイサービス施設「べんがら亭」として活用されている。

・日本庭園もそのままに、利用者にくつろぎの場として親しまれています。
・都市景観重要建築物等指定物件…第4回指定物件(平成5年10月12日)


  ↓ 正面玄関
 
 

 ↓ 門を入って左側
   

↓ 門を入って右側

  西から東に向かって

↓ 東から西に向かって

新聞記事(2018年7月25日付け)をスキャン

 

(追記)

中村遊郭について…ネットより

・名古屋市中区の大須観音近くにあった「旭遊郭」が手狭になり、

 大正時代の1923年名古屋駅西側に位置する現在の同市中村区大門町周辺

 に移転以降は中村遊郭と呼ばれた。

・面積は約10万4346平方メートル。

 「聞書き 遊廓成駒屋」(神崎宣武著、ちくま文庫)によると、

 最盛期の昭和初期には娼家約140軒娼妓(しょうぎ)約2000人と日本一規模

 を誇った

・売春防止法施行以降、多くは旅館などに衣替えした。

 

 

大門地区には、「中村遊郭」の名残りを残す四件が市都市景観重要建築物にしていされていたが、残るは「旧松岡旅館」のみとなる。

 ↓
 「旧松岡旅館」をデジカメ

  ↓ 南側の道路に面した玄関から

 ↓ 玄関


 ↓ 玄関の東側から西側に向かってデジカメ

 ↓ 北側の道路沿いにてデジカメ

 

都市景観重要建築物等指定物件…第4回指定物件(平成5年10月12日)

大門地区

・長寿庵(平成26年10月8日指定解除)、

・松岡大正庵(旧松岡旅館)、10月8日付け中日新聞よりスキャン

・旧料亭稲本、

・料理旅館大観荘(平成15年1月10日指定解除)、

 

(20,433歩)

 

🔶2022年10月13日追記する

↓10月8日付け中日新聞よりスキャン