『茶道向きの焼物』シリーズ…№15
今回は、
加藤十右衛門造
赤織部茶碗
黒織部茶碗
を紹介させて頂きます。
この二碗とも40年ほど前に(若い頃に)入手…以前、共に普段使いしていました。
加藤十右衛門について(明治27年~昭和49年)…ネットより
・昭和10年頃に美濃焼古来の物に関心を寄せ始める。
・昭和15年頃に古い美濃焼が茶陶であることから、茶道を習い作陶するということに思い
に至り、 茶道を名古屋の表千家吉田家に入門し茶道用陶器の作陶を始める。
・戦後は作陶をしながら茶道の教授を務める…東濃地域の茶道普及に大貢献。
・昭和33年に岐阜県重要無形文化財保持者に認定される。
・昭和47年死去
伝統ある美濃焼を本格的に茶道界に広めた第一人者です!!
私「洋ちゃん」は若い頃に生前の加藤十右衛門先生とお会いした事があります。
・美濃陶芸と茶道用陶器についてお話をお聞きしました…懐かしい思い出です。
デジカメ
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黒織部茶碗
↓ 見込み
↓ 赤矢印は窯印 菊紋は十右衛門晩年に押印
↓ 共箱
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(付記)
十右衛門窯の『織部 ふり出し』です。
主に丸菓子(例;金平糖等)のを入れ、食す時に降って出す…私には懐かしい食し方です。
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(追記)
加藤十右衛門の口上
(6,353歩…雨天)