「了通寺」「真聖寺」を訪ねる…中村区「旧、稲葉地村」の史跡巡り(№4) | 「洋ちゃん」のひとりごと

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私「洋ちゃん」中村区の某史跡案内の会に所属しています。

先日の会議で「旧、稲葉地村」地域にある史跡巡りを担当することに。  

 

私は東区に住んでおり中村区内の史跡についてはチンプンカンプン.  

この地区の史跡を訪ねています。

 

中村区「旧、稲葉地村」の史跡巡り(№4です)

今回は、

 「了通寺」

 「真聖寺」

を訪ねる。


◎「了通寺」…中村区稲葉地町3-20

 

了通寺について

・大野山と号し、真宗大谷派。本尊は阿弥陀如来。

・往古は天台宗で仙蔵坊といい,明応6年(1497年)(諸説あり)に改宗したという。  

・昔この地にあったと伝わる「千畳堂」の跡地から出土した三体の木仏が保管されている。

  信長の時代に仏教が弾圧を受けたので,しばらくの間地中に埋められたとも

 伝えられています。
       
デジカメ

 木造建築が印象的な山門。

 本堂
鐘楼

(付記)
  
              

◎「真聖寺」…中村区稲葉地町3-62
   
        

 

真聖寺について

・黄檗宗 山号は医王山 本尊は薬師如来

・開山は黙然雷和尚

・戦前、田畑を5,483坪所有している裕福なお寺であったが、戦後の農地改革で減少

 …名古屋のこの辺りにも農地改革の影響があり。

 …戦争の爪痕を感じます。

 

・昭和57年から大相撲名古屋場所の度に、武蔵川部屋(元三重ノ海)の宿舎になっていた。

・元は、岩塚村祠管の支配にあったが、享保10年(1725年)に宇治万福寺の末寺となり、

  真聖寺となった。

☆往古、庄内川が氾濫した際に流されてきた薬師仏を祀ったところ、村から疫病がなくなった

 という。

☆この仏は、かって東方にあった真言宗の千畳堂から流された本尊という話も伝わる。

・黄檗宗の異国情緒あふれる赤い門が特徴的です。